連続ドラマ W 金曜よるに、プレミアムなドラマを。

骨太な題材が観る者を引き込むWOWOW制作の
ドラマシリーズ<連続ドラマW>から、
見ごたえのある作品を毎月厳選してお届けします。

今月の放送作品

特集

“殺人分析班”シリーズ一挙放送

木村文乃主演で大ヒット警察小説シリーズをドラマ化。
若手女性刑事が連続猟奇殺人事件に挑む
大ヒット・クライムサスペンスを2作品連続で一挙放送!

連続ドラマW 石の繭

猟奇殺人事件の犯人と女性刑事の息詰まる攻防戦。
張り巡らされた伏線、散りばめられたミステリー、
最後の最後まで仕掛けに満ちたノンストップ・クライムサスペンス。

作家・麻見和史の人気警察小説シリーズ「警視庁殺人分析班」。リアリティあふれるストーリーに、サスペンス性とアクションを織り込み、警察小説の新機軸を打ち立てたシリーズだ。その第1作を連続ドラマWとして映像化。二転三転する展開、張り巡らされた伏線、ちりばめられたミステリー、そして、事件の驚愕の真相と犯人の真の目的がやがて明かされていくさまなど、原作の世界観を忠実に再現。片時も目の離せない、ノンストップ・クライムサスペンスドラマが誕生した。

主演は木村文乃。今、注目度抜群の彼女が、正義感が強い努力家である反面、経験が少なく危なっかしい面がある警視庁捜査一課の刑事を演じる。監督は刑事ドラマの演出も数多く手掛けてきた内片輝。脚本は『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が執筆する。

ストーリー

刑事だった父の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の刑事となった如月塔子(木村文乃)。ある日、廃ビルの地下室で、床にセメントで塗り込まれた死体が発見された。犯人は一体何故こんな殺し方をしたのか?捜査会議が始まり、その最中に“トレミー”と名乗る犯人から捜査本部に電話が入り、塔子が交渉相手となる。殺人に関するヒントを提示しながら警察を愚弄・挑発するトレミー。やがてトレミーから第二の犯行予告の電話が入る。そして予告通り第二の犠牲者が出た。被害者はまたもセメントで塗り固められていた。犯人の動機は?なぜセメントにこだわるのか?被害者に共通するものは?やがて捜査を進めるうち、犯人の本当の狙いが浮かび上がってくる…。

2015年制作
原作:
麻見和史 「石の繭 警視庁殺人分析班」(講談社文庫)
監督:
内片輝
脚本:
渡辺謙作
音楽:
諸橋邦行
出演:
木村文乃 青木崇高 渡辺いっけい 平岳大 北見敏之 小柳友 古川雄輝 神野三鈴 段田安則 仲村トオル

原作

麻見和史「石の繭 警視庁殺人分析班」(講談社文庫)

1965年生まれ。立教大学文学部卒業。2006年に「ヴェサリウスの柩」で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。主な作品は「特捜7 セブン-銃弾-」「深紅の断片 警防課救命チーム」など。

人物紹介

警視庁捜査一課十一係「殺人分析班」
  • 捜査第一課・巡査部長 如月塔子[木村文乃]
  • 捜査第一課・警部補 鷹野秀昭[青木崇高]
  • 捜査第一課・課長 神谷太一[段田安則]
  • 捜査第一課・係長 早瀬泰之[渡辺いっけい]
  • 捜査第一課・警部補 門脇仁志[平 岳大]
  • 捜査第一課・巡査部長 徳重英次[北見敏之]
  • 捜査第一課・巡査部長 尾留川圭介[小柳 友]

  • 塔子の亡き父 如月 功[仲村トオル]
  • 塔子の母親 如月厚子[神野三鈴]
  • 正体不明の殺人者 トレミー
  • リサイクルショップ経営者・第一の被害者 伊沢義邦
  • 会社員・第二の被害者 阿部大祐

各話あらすじ

  • 第1話
    第1話

    刑事だった父の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の刑事となった如月塔子。ある日、廃ビルの地下室で、床にセメントで塗り込まれた死体が発見される。現場に残された唯一の遺留品から、死体に類似した「犠牲者の型取り」といわれる石膏像にたどり着く。捜査会議が始まる中、“トレミー”と名乗る犯人から電話が入り塔子が交渉相手となることに。トレミーは、殺人に関するヒントを提示しながら警察を挑発していく……。

  • 第2話
    第2話

    捜査本部にトレミーから電話が入り、「2人目の犠牲者が出る」と言い残し電話が切られる。犯人の手掛かりをつかむため、第1の被害者の伊沢の自宅を捜索する塔子と鷹野。そこで人骨の写真と手紙を発見する。捜査一課で筋読みをして、少しずつ謎が解けていく中、トレミーから再び電話が。「次の犠牲者の居場所を教える代わりに伊沢と第2の犠牲者が人殺しだとマスコミに発表しろ」と要求を突き付けられ……。

  • 第3話
    第3話

    2つの猟奇殺人事件が17年前の未解決事件と関係があることが次第に明るみに出てくる。
    しかし、有力な容疑者だった人物がすでに亡くなっていたことが判明し、手掛かりが途絶え、事件の真犯人特定がさらに困難となっていく。そんな矢先に、トレミーに「第3の犠牲者が出る」と予告され緊張感が高まる捜査一課。そして塔子と鷹野は17年前の事件に関わったある重要な人物の存在にたどり着く……。

  • 第4話
    第4話

    トレミーが八木沼雅人だと確信した捜査一課は、雅人への逮捕状を請求する。鷹野は、雅人の父親の八木沼孝明が身近な人物に殺害されたと考え、両親の復讐のためにこの計画を実行したと推理する。そしてその人物こそがトレミーの第3の犠牲者となるのではないかと。そこへ、トレミーから電話が入り、第3の犠牲者の居場所のヒントが与えられる。一斉捜査に乗り出した警察は、ついに居場所を突き止めたと思われたが……。

  • 最終話
    最終話

    病院に搬送される塔子。トレミーが教えた場所は警察をおびき寄せるための罠で犠牲者はそこには居なかった。しかし、唯一の手掛かりである幼少時の雅人が監禁されていた痕跡が残っていた。17年前、その場所で何があったのか?なぜ、トレミーは警察に嘘をついたのか? 謎が深まる中、捜査一課は第3の犠牲者にある重大な事実が隠されてる事に気付く。そして事件が解明されていく中、トレミーの真の狙いの猟奇的計画が塔子を襲い…

連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班

大ヒットクライムサスペンス「石の繭」待望の続編!
新たな猟奇殺人事件と連続爆破事件が発生!衝撃のラストが待ち受ける「殺人分析班」シリーズ第2弾!

シネフィルWOWOWでも人気を博した本格クライムサスペンス「石の繭 殺人分析班」。この「殺人分析班」シリーズの第2弾が登場! 作家、麻見和史の描く原作シリーズの中でも、最も大胆かつ複雑な事件に挑む「水晶の鼓動 警視庁殺人分析班」を映像化。「水晶の鼓動 殺人分析班」では木村文乃、青木崇高らおなじみのキャストが集結する。そして、シリーズ第1弾「石の繭 殺人分析班」で緊迫感あふれるサスペンスとリアルな警察描写を演出した内片輝が監督を務める。

深紅に染まった部屋での猟奇殺人事件が発生! そして、その猟奇殺人事件の捜査中に爆破事件が発生する。未曾有の危機に直面する警察。なぜ殺人現場が赤く塗られたのか―? 現場に残された○×の意味とは―? 大胆で複雑な事件の驚愕の全貌が明らかに…。衝撃のラストへのカウントダウンが今、始まる―。絶対予測不可能なノンストップクライムサスペンス「殺人分析班」シリーズ、再始動!!

ストーリー

警視庁捜査一課十一係の刑事、如月塔子(木村文乃)は、日本中を震撼させた連続殺人犯“トレミー”の事件を解決に導いたが、1年たってもその時に受けた“トラウマ”に苦しんでいた―。

ある日、深紅に染まった部屋での猟奇殺人事件が発生する。
現場に残された手掛かりをもとに捜査を進める塔子や警部補の鷹野秀昭(青木崇高)だが、見知らぬ男に尾行されていることに気付く。その男を捕らえようとした瞬間、近くの建物で爆発が起こる。未曾有の危機に直面する警察。果たして、これは偶然なのか?
そして塔子は刑事としての最大の危機を乗り越えられるのか? シリーズ史上最も、大胆かつ複雑な事件の全貌とは?
その衝撃のラストへのカウントダウンが今、始まる!

2016年制作
原作:
麻見和史「水晶の鼓動 警視庁殺人分析班」(講談社文庫)
監督:
内片輝(「連続ドラマW 石の繭 殺人分析班」)
脚本:
八津弘幸(「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」)
音楽:
諸橋邦行(「連続ドラマW 石の繭 殺人分析班」)
出演:
木村文乃 青木崇高 渡辺いっけい 北見敏之 藤本隆宏 小柳友 古川雄輝 神野三鈴 ・ 勝村政信 仲村トオル ほか

原作

麻見和史「水晶の鼓動 警視庁殺人分析班」(講談社文庫)

1965年生まれ。立教大学文学部卒業。2006年に「ヴェサリウスの柩」で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。主な作品は「特捜7 セブン-銃弾-」「深紅の断片 警防課救命チーム」など。

人物紹介

警視庁捜査一課十一係「殺人分析班」
  • 捜査第一課・巡査部長 如月塔子[木村文乃]
  • 捜査第一課・警部補 鷹野秀昭[青木崇高]
  • 捜査第一課・管理官 手代木行雄[勝村政信]
  • 捜査第一課・係長 早瀬泰之[渡辺いっけい]
  • 捜査第一課・警部補 石倉毅[藤本隆宏]
  • 捜査第一課・巡査部長 徳重英次[北見敏之]
  • 捜査第一課・巡査部長 尾留川圭介[小柳 友]
  • 塔子の亡き父 如月 功[仲村トオル]
  • 塔子の母 如月厚子[神野三鈴]
  • 死刑受刑者 八木沼雅人[古川雄輝]
  • 第一の被害者 木内久司
  • 第二の被害者 堤宗一
  • 第三の被害者 永峰隼夫

各話あらすじ

  • 第1話
    第1話

    赤く染められた部屋での猟奇殺人事件が発生。現場には血で染まった真っ赤な死体と、赤いスプレーで犯人が書いたと思われる“○×(マルバツ)”という記号が残されていた。この猟奇殺人事件を捜査する如月塔子と鷹野秀昭だが、現場近くで爆破事件が発生する。未曾有の危機に直面する警察。この2つの事件には関係性があるのか? そして塔子は捜査中に謎の男に尾行されていることに気付くが……。

  • 第2話
    第2話

    2つの猟奇殺人事件の犯人が“オックス”と推測され、犯人を取り逃がした事で自分を責める塔子。そんな中、また都内の2カ所で同時爆発が起こる。日革協の仕業か、模倣犯なのか。猟奇殺人事件と爆破事件の連続発生に混乱する殺人分析班。爆破現場に着くと辺りは騒然とし、その光景を目にした塔子は1年前のトレミーの爆破事件がフラッシュバックする。その時、塔子の目の前で大きな爆発が起き、爆風で一気に吹き飛ばされ……。

  • 第3話
    第3話

    塔子は自分を尾行していたのが公安と推測し、彼らが何か情報をつかんでいると考えるが公安は口を割ろうとしない。塔子と鷹野は捜査中、博物館の遺失物センターから第2の被害者、堤の手帳を見つけ出す。そして、そこに記されている“N”という人物にたどり着く。“N”の居所をつかみ、接触を図ろうとするもののそこにはすでに首と腹部を刺され負傷したNがいた。その時、塔子の背後にレインコート姿のオックスが姿を現わし……。

  • 第4話
    第4話

    連続爆破事件の共通点を見つけ出す塔子。爆破された5つの建物にはすべて同じ設計事務所が関わっていると知り捜査しに行くが、その会社はすでに倒産していた。社員記録を手掛かりに元社員にたどり着くが重要人物の間宮は1年前に失踪したと聞かされる。鷹野はそこで見つけた社員の集合写真から見覚えのある人物を見つける。そして科捜研では第3の被害者、永峰の別荘の現場から永峰、塔子、鷹野以外の第三者の血痕が発見され……。

  • 最終話
    最終話

    犯人に最後の爆弾の場所を問い詰める鷹野。しかし、犯人は喉を切ったせいで声が出せない状態になっていた。塔子も説得に当たるが犯人は警察に対する宣戦布告のような驚くべき行動に出る。警察は爆破回避のためにある人物に協力要請をかける中、クライマックスへつながる爆弾のタイマーがカウントダウンを始める……。

連続ドラマW 罪人の嘘

伊藤英明演じる裁判に勝つためなら手段を選ばない悪名高い高級弁護士の、栄光と闇を描いた本格リーガルサスペンス。

大ヒット映画『悪の教典』「海猿」シリーズの伊藤英明が、裁判に勝つためなら手段を選ばない悪名高い高級弁護士を演じるリーガルサスペンスがスタート。対照的な正義感を持つ人情派弁護士を演じるのは、名バイプレーヤーの滝藤賢一。3年にわたる取材をもとに構築した、「人が人を裁く」ことの意味を問う本格社会派ドラマだ。
さらに、木村佳乃、仲代達矢、筒井道隆、中村蒼、松重豊など豪華キャストが脇を固める。各話に登場するゲスト俳優にも注目だ。監督は、映画『ヘヴンズ ストーリー』('10)でベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞するなど、世界でも高く評価されている瀬々敬久。連続ドラマを初めて手がけることになる。脚本は大ヒット映画『ヘルタースケルター』('12)の金子ありさが担当する。

ストーリー

お前を「無実」にはできない。だが、おれが「無罪」にしてやる。

東京アサイズ法律事務所の弁護士・笠原卓也(伊藤英明)は、連続強姦殺人の容疑で死刑求刑されていた有村弘人(柄本時生)の逆転無罪を勝ち取る。明らかに殺意を持って罪を犯した有村を無罪に持ち込んだ笠原に対し、怒りをぶつける遺族とマスコミ。笠原は“法に基づいた判決。責めるなら法を”と冷淡に言い放つ。一方、罪の意識もない有村を許せず、弁護を途中放棄した庶民派弁護士・楠之瀬正志(滝藤賢一)は複雑な思いを抱えていた。
そんな時、羽根田健三(仲代達矢)率いる巨大企業・日京ホールディングスの傘下である青葉製菓がアレルギー死亡事故を起こす。弁護を依頼された笠原は、あらゆる手段で原告側を追い詰める。そんな笠原のもとに、笠原の昔の弱みを握る松本省吾(渋川清彦)が金の無心に現われる。省吾と、その妹で医者の康子(木村佳乃)とは、児童養護施設で共に育った幼なじみであった。躍進し続ける笠原には誰にも言えない過去があった。

2014年制作
監督:
瀬々敬久(『アントキノイノチ』『感染列島』)
脚本:
金子ありさ(『ヘルタースケルター』『陰日向に咲く』)
音楽:
林祐介(「連続ドラマW 贖罪」『あなたへ』)
プロデューサー:
岡野真紀子 浅野敦也
制作協力:
ドリマックステレビジョン
出演:
伊藤英明 滝藤賢一 木村佳乃 中村蒼 片岡礼子 柄本時生 渋川清彦 奥貫薫 竹中直人 音尾琢真 北見敏之 松重豊 筒井道隆 仲代達矢 ほか

各話あらすじ

  • 第1話
    第1話

    高級弁護士・笠原卓也 (伊藤英明) は、連続強姦殺人容疑で死刑求刑されていた有村 (柄本時生) の逆転無罪を勝ち取る。罪の意識もない有村を許せず、弁護を降りた庶民派弁護士・楠之瀬正志 (滝藤賢一) は複雑な思いを抱えていた。一方、笠原は羽根田健三 (仲代達矢) 率いる巨大企業のグループ会社からアレルギー死亡事故の弁護を依頼される。完全勝訴を求められた笠原は手段を問わず、原告団を次々と追い詰めていく。

  • 第2話
    第2話

    日京ホールディングス傘下にあるグランドエアライン (GL) 社の顧問弁護士となり、すべてが順調に進みかけた笠原だったが、幼なじみの松本省吾 (渋川清彦) が殺され、捜査一課の工藤刑事 (筒井道隆) から疑いの目を向けられることになる。そんな矢先、GL社の貨物機が墜落し、漁師2名が死亡するという大惨事が起きる。被害者遺族に弁護を依頼された楠之瀬は、一切反論の姿勢を見せない笠原のやり口に、妙な違和感を覚え始める。

  • 第3話
    第3話

    貨物機墜落事故裁判で敗訴となった笠原であったが、その判決は笠原の思惑通りであった。控訴はしないと言い切る笠原に疑問を抱いた楠之瀬は、事故の裏側に隠された真実を暴くため、貨物機の機長・木村聡 (甲本雅裕) に接触する。一方、松本省吾殺人事件を追う刑事・工藤はついに容疑者・蛭田 (阿部亮平) の逮捕に踏み切る。そして笠原は、幼なじみの省吾を殺したとされる蛭田の弁護をある人物から依頼される。

  • 第4話
    第4話

    松本省吾殺人事件で容疑者の無罪を勝ち取った笠原であったが、松本の妹である康子 (木村佳乃) の心は深く傷ついていった。一方、貨物機墜落事故の真相を木村機長から聞き出した楠之瀬は、GL社を再度提訴することを決意。木村機長の裏切りを知った笠原は、その木村が証言台に立つことを阻止するため躍起になる。運命の歯車が狂い始めた笠原は、転落の道を歩み始めることに…。

  • 最終話
    最終話

    松本康子殺害の容疑で連行された笠原は、口を閉ざしたまま真実を語ろうとしない。笠原の逮捕を知った楠之瀬は笠原の弁護を申し出るが、「あんたは俺が堕ちていく様を見たいだけだ」と、拒絶される。そんな矢先、亡くなった松本康子から楠之瀬宛に小包が届く。そこには、笠原の過去を暴くあるものが同封されていた。康子の想いを受け、何とか笠原を救おうとする楠之瀬だが、その想いも虚しく、笠原は自分が殺したと自供する。

来月の放送作品

連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~

消えた10億円。沈黙する官邸・外務省「機密費」という国家のタブーに挑んだのは、名もなき刑事達だったー
「連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~」のオールスタッフが再集結し、清武英利氏による書きおろしノンフィクション著書の連続ドラマ化第2弾が、主演に佐藤浩市、その共演に江口洋介を迎えて制作が決定!
“石つぶて”それは、ひとつひとつは小さな石ころでも、投げ続ければ敵陣に傷跡を残す、確かな武器となるー

山一證券倒産の裏で最後まで闘い続けた社員たちの軌跡を、緻密な取材を重ね、著書としてまとめたノンフィクション作家・清武氏。彼が新たな題材として選んだのは、2001年に発覚し、政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」だった 。警視庁捜査二課に属する“石つぶて”たちが、組織に抗いながらも掘り起こしたこの事件の真相とは―。
“三悪人”と呼ばれた外務省役人たちが起こした衝撃的な悪事とは―。
「空飛ぶタイヤ」「沈まぬ太陽」など、骨太な社会派テーマを真正面から描き続けるWOWOWが、次に挑む本作品の監督に、映画『沈まぬ太陽』も手掛けた若松節朗氏、そして脚本に「相棒」を執筆した戸田山雅司氏を起用。「しんがり」チームが再びタッグを組み、新たな衝撃作「連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」を世に送り出す。
主演は、映画『64-ロクヨン-前編』で第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した佐藤浩市。佐藤が連続ドラマの主演を務めるのは6年ぶりとなる。国家の聖域とされる外務省の犯罪に切り込む警視庁捜査二課の刑事を演じる。また、佐藤とタッグを組むのは「しんがり」に主演した江口洋介。江口は、佐藤演じる無骨な刑事とぶつかりながらも、ともに捜査を進める上昇志向の強い上司を演じる。ほか、佐藤、江口演じる捜査二課刑事がその刑事生命を懸けて追い続ける外務省ノンキャリア役に北村一輝、キャリア刑事の二課課長役に萩原聖人と豪華実力派俳優が名を連ねる。

ストーリー

警視庁捜査二課の情報係係長に斎見晃明(江口洋介)が着任する。情報係には捜査四課時代、斎見と合同捜査をともにした偏屈な刑事・木崎睦人(佐藤浩市)がいた。
そのころ木崎は、情報収集のために足しげく通う元国会議員の事務所で、外務省のノンキャリア職員に贈収賄容疑があることを知る。折しも九州沖縄サミットの開催が決まり、外務省に法外な予算が付く時期だった。
省庁の中でも最も聖域とされる外務省への疑惑に興奮を隠せない木崎だが、彼にはかつて内閣府に対する捜査情報が漏れ政治的な圧力でつぶされた経験があり、上司でも捜査情報の共有を拒む徹底ぶり。木崎が外務省という巨大な敵を標的にしていると直感した斎見は、単独捜査の無謀さを説き、強引に木崎に近づこうとする。
そんな中、外務省への疑惑は、やがて政官界を揺るがす大事件に発展し、彼らの前に国家の壁が立ちはだかる。

2017年制作
原作:
清武英利「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」(講談社 刊)
監督:
若松節朗  村谷嘉則
脚本:
戸田山雅司
音楽:
住友紀人
主題歌:
moumoon「Let it shine」
作詞 YUKA/作曲 K.Masaki/編曲 K.Masaki(avex trax)
プロデューサー:
岡野真紀子 永井麗子
制作協力:
共同テレビ
製作著作:
WOWOW
出演:
佐藤浩市 江口洋介 北村一輝 萩原聖人 飯豊まりえ 真飛聖 菅田俊 矢島健一 小野了 細田善彦 三浦誠己 石崎なつみ おかやまはじめ 清水伸 佐藤銀平 山田明郷 渡辺真起子 羽場裕一 田中健 笹野高史 津嘉山正種 佐野史郎

原作

清武英利「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」(講談社刊)

1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞。主な著書に『プライベートバンカー カネ守りと新富裕層』(講談社)、『奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢』(講談社+α文庫)、『特攻を見送った男の契り』(WAC BUNKO)など。

人物紹介

各話あらすじ

  • 第1話
    第1話

    警視庁捜査二課の情報係係長に斎見晃明(江口洋介)が着任する。情報係には、四課時代に斎見と合同捜査をともにした偏屈な刑事・木崎睦人(佐藤浩市)がいた。木崎は、情報収集のために足しげく通う元国会議員の事務所で、外務省のノンキャリア職員に贈収賄容疑があることを知る。折しも九州沖縄サミットの開催が決まり、外務省に法外な予算が付く時期で、省庁の中で最も聖域とされる外務省への疑惑に木崎は興奮を隠せないでいた。

  • 第2話
    第2話

    沖縄サミットの裏で不正を行っている外務省のノンキャリア職員がいるという情報を掴んだ木崎は、捜査二課の中でも保秘を徹底し、慎重に捜査を進めていた。その中で、政府要人が海外を訪問する際に支援業務を行う部署の室長、真瀬和則(北村一輝)が一番力を持っている、という噂に辿り着く。霞が関中の銀行を練り歩き、真瀬の口座を探し続ける木崎。一方、斎見は、木崎のターゲットを探るためにある手段に出る。

  • 第3話
    第3話

    残高が1億7千万という真瀬のあおば銀行の定期口座を見つけた木崎は、興奮を隠せずにいた。さらに、普通預金では、3年間に4億もの金が動いていた。前代未聞のサンズイ(贈収賄などの汚職のこと)の可能性に、斎見と協力し合うように勧める二課長(萩原聖人)だが、木崎は聞く耳を持たずにいた。一方、口座の入出金を調べていた斎見は、あおば銀行に勤める女性行員に400万を渡している証拠が見つかった。

  • 第4話
    第4話

    2000年7月。遂に沖縄サミットが幕を上げた。各国首脳と政府要人の世話対応に追われる真瀬。一方、第四知能犯(ナンバー)に真瀬の聴取をお願いしたにも関わらず、何も動きがないことに苛立ちを覚える木崎と斎見。実はその裏で、警視庁内にも不穏な動きが巻き起こっていたのだ。中央省庁の中でも特別な外務省の室長である真瀬を聴取することのハードルを突き付けられた二人だったが、木崎はあることを決意する。

  • 第5話
    第5話

    被疑者取調室の机を挟んで向かい合う真瀬と斎見。余裕の笑みを浮かべる真瀬をじっと睨む木崎。斎見は、複数の口座で動いている多額の金について追及するが、“父親からの遺産です”と言い切られる。一つ一つの入出金について問い詰めていくと、外遊の経費について語り出し、要人海外訪問支援室長という立場であるが故、多額の金を扱うのは妥当なことだと言い張る真瀬。この男のほころびを探る木崎だが…。

  • 第6話
    第6話

    “喋ったら殺される金”の正体とは―。木崎は前代未聞の汚職事件の予感に身震いしていた。業者からの賄賂や単純な経費の不正流用ではないとしたら、一体何の金なのか―。捜査を進めていく中で、“機密費”というキーワードにたどり着く。ノンキャリア職員が機密費を流用するなどという事態が起こりえるのだろうか…謎ばかりが深まっていく。一方、真瀬の取り調べを受け、外務省にもある動きが巻き起こっていた。

  • 第7話
    第7話

    マスコミに追われ憔悴した真瀬を囲い込む木崎。捜査二課は、この事件は予定外に生じた外遊経費の不足分を、真瀬が官邸の官房報償費から受け取り、私的流用していたのだと踏んでいたが、怯えきった真瀬の様子を見て、この事件には更なる裏があるのではと感じ始めていた。それは、国を巻き込む大事件になるのでは、とも。相手が国ともなれば、捜査の糸口は真瀬に吐かせるしかない。木崎は真瀬の隠れ場所に足繁く通うが…。

  • 最終話
    最終話

    真瀬は遂に全ての真実を告白し、上納された外交機密費のカラクリも明らかになった。さらに、絶対に不可能だと思っていた総理官邸の捜査への協力だが、官邸は、捜査二課の要請に応じ、証拠書類の開示を行うと連絡してきたのだ。しかし、国を巻き込む前代未聞の金融事件はそんな簡単なものではなかった。刑事部長(矢島健一)から呼び出された木崎たちは、捜査を進めるにあたり、とんでもない条件を突きつけられることに。

再放送作品

連続ドラマWとは?

連続ドラマWとは、WOWOW独自のドラマ製作プロ ジェクト。WOWOWは2003年から「ドラマW」としてオリジナルドラマの製作をスタートし、2008年からは連続ドラマの製作も開始しました。連続ドラマWは、有料放送という特性を活かし、スポンサーの制限を受けることなく自由なドラマ作りが可能です。演出には映画監督を中心に起用し、一流作家による骨太な原作を全5~6話で完結する無駄のない構成で映像化。キャスティングも実力派俳優にこだわり、本格的な社会派ドラマを生み出しています。連続ドラマWは、大人が楽しめる、他にはない高品質なドラマなのです。