連続ドラマ W 金曜よるに、プレミアムなドラマを。

骨太な題材が観る者を引き込むWOWOW制作の
ドラマシリーズ<連続ドラマW>から、
見ごたえのある作品を毎月厳選してお届けします。

今月の放送作品

連続ドラマW 闇の伴走者

『MASTERキートン』などの原作・脚本を手がけた長崎尚志のミステリー小説を連続ドラマ化!巨匠が遺した漫画から迷宮入り事件の真相に迫っていく!

数々の漫画原作・脚本を手がけた長崎尚志の小説を、松下奈緒と古田新太のW主演で連続ドラマ化。松下が演じる元警察官で出版業界メインの調査員と、古田が演じる偏屈だけど漫画編集者としては奇才!というワクワク感満載な異色のコンビが謎に挑んでいく。

 そして、長崎尚志ならではの斬新な展開が待ち構えている。漫画界の巨匠が遺した未発表原稿の特徴や道具から推測し、迷宮入り事件の真犯人を炙り出していく、という奇想天外なストーリーだ。

 また、謎の漫画は田中圭一が手掛け、鍵を握る漫画は伊藤潤二が担当する。脚本はアニメを多く手がける佐藤大らが。監督は恋愛映画の旗手、三木孝浩がミステリーに初挑戦する。他キャストには、平田満、田中哲司、要潤、藤井美菜、真野響子、森本レオらの個性派が。未だかつて観たことのない新感覚のクライムミステリードラマをお届けする。

2015年制作
原作:
長崎尚志『闇の伴走者―醍醐真司の博覧推理ファイル―』(新潮文庫刊)
監督:
三木孝浩(『ソラニン』『僕等がいた(前・後篇)』『ホットロード』『アオハライド』)
脚本:
佐藤大(「カウボーイビバップ」「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「交響詩篇エウレカセブン」)
阿相クミコ(「残念な夫。」「連続ドラマW 鍵のない夢を見る~石蕗南地区の放火」「マルモのおきて」)
漫画担当:
田中圭一(『神罰』『ペンと箸』『うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜』)
伊藤潤二(『富江』『うずまき』『ギョ』)
音楽:
グランド・ファンク(『ホットロード』『告白』「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」シリーズ)
プロデュース:
喜多麗子(「連続ドラマW 天使のナイフ」「眠れる森」「WITH LOVE」)
出演:
松下奈緒・古田新太(W主演)、田中哲司、要潤、藤井美菜、温水洋一、野間口徹 /池田鉄洋、前野朋哉、モロ師岡、ベンガル、石丸謙二郎、藤田弓子 / 真野響子、森本レオ、平田満 ほか

原作

長崎尚志『闇の伴走者―醍醐真司の博覧推理ファイル―』(新潮文庫刊)

作家・漫画原作者・編集者。週刊漫画雑誌編集長を経て、2001年フリーに。著書に『アルタンタハー~東方見聞録奇譚~』(講談社刊)。漫画原作・脚本に『MASTERキートン』『MASTERキートンReマスター』(浦沢直樹)。リチャード・ウー名義で『クロコーチ』(コウノコウジ)、『アブラカダブラ~猟奇犯罪特捜室~』(芳崎せいむ)等多数。

プレゼント
ドラマ原作本を3巻セットで
5名様にプレゼント

ドラマの原作である、長崎尚志著『闇の伴走者ー醍醐真司の博覧推理ファイルー』(新潮文庫刊)、その続編『邪馬台国と黄泉の森ー醍醐真司の博覧推理ファイルー』(新潮文庫刊)、そしてWOWOWプライムで3月31日(土)スタートの「連続ドラマW 闇の伴走者~編集長の条件」の原作『編集長の条件ー醍醐真司の博覧推理ファイルー』(単行本・新潮社刊)を3冊セットにして、5名様にプレゼント致します。

〆切:4月30日(月)24:00ご応募はこちら

人物紹介

  • EKリサーチの調査員 水野優希 [ 松下奈緒 ]
  • フリーランスの漫画編集者 醍醐真司 [ 古田新太 ]
漫画界
  • 漫画界の巨匠 阿島文哉 [ ベンガル ]
  • アジマプロ社長 阿島淑子 [ 真野響子 ]
  • アジマプロのライツ部 部長 小澤幸秀 [ 要 潤 ]
  • アジマプロの社員 竹内康介 [ 前野朋哉 ]
  • 英人社の副編集長 一峰 馨 [ 田中哲司 ]
  • 英人社の専務 望月秀正 [ 石丸謙二郎 ]
  • 謎の漫画家 貝原章彦 [ 平田 満 ]
  • 人気漫画家 戸村和也 [ 池田鉄洋 ]
優希関係
  • 矢島スーパー取締役 矢島友之 [ 森本レオ ]
  • 優希の母 水野和江 [ 藤田弓子 ]
  • 優希の夫 税理士 寺田幹男 [ 野間口徹 ]
  • EKリサーチ所長 江藤健介 [ モロ師岡 ]
醍醐関係
  • 喫茶店のマスター マスター [ 温水洋一 ]
事件関係
  • グラフィックデザイナー 室谷祥子 [ 藤井美菜 ]
    (35年前の失踪者・園田貴美子と2役)

各話あらすじ

  • Episode 1
    Episode 1
    「恐怖を克服する」

    《恐怖を克服する》
    巨匠で人気漫画家・阿島文哉の一周忌に未発表作品が発見された。作画は阿島そのものだが物語は35年前の未解決連続女性失踪事件に酷似していた。元警察官で調査員の水野優希は真偽を判別するため、奇才だが大食漢の漫画編集者・醍醐真司に協力を仰ぐ。醍醐は漫画の背景や道具の種類から描かれた年代と作者を推理していく。やがて2人は漫画の中に主人公である殺人鬼の犯罪を目撃していた人物がいた事に気づいてしまう!

  • Episode 2
    Episode 2
    「感覚を研ぎ澄ます」

    《感動を得られるよう常に感覚を研ぎ澄ます》
    続編があるとにらんだ醍醐はアジマプロの小澤と管理室で新たな画稿を探していた。優希は人気漫画家・戸村たちから、最も阿島に似た絵を描けたのは森田だと聞き出し、それも凶暴性があり人殺しの目をしていたと一峰も口をそろえる人物だった。一方その裏では35年前の未解決事件と似た失踪事件が発生していた。続編は見つからなかったが、醍醐は森田の住居を突き止め優希と訪ねる。だが新事実を知り、2人は愕然とする。

  • Episode 3
    Episode 3
    「凡人は必ず裏切る」

    《裏切りを恐れない。凡人は必ず裏切るから》
    醍醐は、漫画家・斑目虹太の完璧な遺作を見て首をかしげた。非公表だったが斑目は数年前から病気でペンを持てなかったはずだからだ。それに、あの未発表の漫画との共通点もあった。優希は、35年前の失踪者・辰巳晶子が実は詐欺師で被害者には餓死した人もいたという情報をつかみ、その辰巳と似た女性があの漫画の中に潜んでいたことも気づいたのだが……。数日後、ある人物が遺体で発見され、優希も忽然と姿を消してしまう!

  • Episode 4
    Episode 4
    「人を滅ぼす」

    《ほめ言葉や賞賛に動じない。賞賛は、いじめや悪意以上に人を滅ぼす》
    漫画のままなら次のコマは埋葬だ! 優希の行方を追っていた醍醐は、小澤宅の地下室から噛み砕かれた鉛筆と女性が描かれたクロッキーを見つける。その絵の女性と行方不明から数日後に帰宅した室谷祥子が同一人物だとにらんだ醍醐は、祥子から犯人を聞き出し、漫画のヒーローのごとく巨体を揺らせて走り続けた。一方、手首足首にロープを巻かれて身動きできない優希は漫画家の正体を知り、「朝日が昇る前に殺される」ことを悟った。

  • Episode 5
    Episode 5
    「死を恐れない」

    《人はいつか死ぬ。だから死を恐れない》
    優希は家族、故郷、夫から逃げていた。醍醐は組織、しがらみ、妻から逃げた。貝原は家族を捨て、才能に迷い、人生を失った。小澤は愛に飢え、人を恨み続けてきた。……生きていくには魂の救済者、伴走者にいてほしいと誰もが願う。だが凶悪犯たちの孤独感は、悲しい怒りの復讐へと変貌し、モンスターとなってしまった。漫画の誤読に気づいた優希と醍醐がスジを完結させる! いよいよ最終回!

連続ドラマW きんぴか

ヤクザ、政治家秘書、自衛官…信じたはずの組織に見捨てられた3人の悪漢たちを描く人間ドラマ。

「鉄道員(ぽっぽや)」「地下鉄(メトロ)に乗って」などベストセラーの多くが映画化、ドラマ化されている人気作家・浅田次郎。彼の約20年前の作品である「きんぴか」シリーズをドラマ化したのが、「連続ドラマW きんぴか」だ。

 金よりも、出世よりも“筋”を通して生きたゆえ、組織に裏切られた3人の悪党。その無念を見てきた老刑事の下に悪党3人が集結し、彼らなりの方法で“筋”を通そうと行動を開始する。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎで不器用なヤクザに中井、政治家の罪をかぶった元政治家秘書にユースケ・サンタマリア、政権に反旗を翻した元自衛官にピエール瀧、3人の悪党を束ねる老刑事に綿引勝彦、そして、ヤクザと恋に落ちる伝説の看護師に飯島直子という豪華なキャストがそろう。

 会社のため、家族のため“筋”を通して頑張っていても、リストラなどで人生が急に変わってしまう現代。今生きるために必要な“誇り”とはなんなのだろうか?「きんぴか」に登場する3人の、誰よりも一生懸命に悩み、のた打ち回り、“筋”を通すべく奮闘する姿に、きっとその答えが見つかるはずだ。

2016年制作
原作:
浅田次郎「きんぴか」シリーズ(光文社文庫刊)
脚本:
久松真一
プロデュース:
東康之
プロデューサー:
浅野澄美(FCC)
演出:
西浦正記(FCC)
出演:
中井貴一 ユースケ・サンタマリア ピエール瀧 青柳翔 山本龍二 品川徹 三浦誠己 新妻聖子 村井國夫 岩松了 飯島直子 綿引勝彦 ほか

原作

浅田次郎「きんぴか」シリーズ(光文社文庫刊)

1951年東京都に生まれる。1995年『地下鉄(メトロ)に乗って』で第16回吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員(ぽっぽや)』で第117回直木賞、2000年『壬生義士伝』で第13回柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で第1回中央公論文芸賞、第10回司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で第42回吉川英治文学賞、2010年『終わらざる夏』で第64回毎日出版文化賞を受賞。多彩な作風で多くの読者を魅了し続けている。近著は『ブラック オア ホワイト』(新潮社)、『わが心のジェニファー』(小学館)

人物紹介

悪党
  • ピスケン 阪口健太 [中井貴一]
  • ヒデ 広橋秀彦 [ユースケ・サンタマリア]
  • 軍曹 大河内 勲 [ピエール瀧]

  • 老刑事 向井権左エ門 [綿引勝彦]
  • 刑事 佐久間忠一 [神尾 佑]
  • 看護師 阿部マリア [飯島直子]
天崇連合会
  • 天崇連合会・総長 新見源太郎 [品川 徹]
  • 傘下の岩松組・組長 岩松円次 [山本龍二]
  • 傘下の岩松組・若頭 福島克也 [青柳 翔]
  • 天崇連合会・若頭 田之倉五郎松 [岩松 了]
  • 岩松の若い衆 大山 [伊藤祐輝]
  • 田之倉の若い衆 清水 [大和孔太]

  • ジャーナリスト 草壁明夫 [三浦誠己]
  • 大物国会議員 山内龍造 [村井國夫]

各話あらすじ

  • 第1話
    第1話

    昭和かたぎのヤクザ・阪口健太は、組のために敵対する組長を射殺。13年間もの刑期を終え出所したが、迎えの者は誰もいなかった。自衛官の大河原勲は安保法案撤回を求め“ひとりクーデター”を起こすが失敗。政治家秘書・広橋秀彦は収賄の罪をかぶって逮捕された。老刑事・向井はそんな3人を集め、こう言い放った。「理不尽は我慢するこたあねえ」

  • 第2話
    第2話

    広橋に国会議員の山内の秘書になることを勧めた義父・尾形が突然逝去。汚職事件の真相を知るすべがなくなる。官僚から政治家を目指した広橋の人生を追い続けているジャーナリストの草壁は「山内の収賄事件の真実を言ってほしい」と広橋を問いただす。しかし真実をさらけ出すことができない広橋は草壁に突っ掛かってしまう。そんな中、健太は山内が天崇連合会とつながりがあることをつかんで……。

  • 第3話
    第3話

    古びたバーのカウンターに座る健太。そこに泥酔したひとりの女が声を掛けてくる。見るとその女は新見総長の担当看護師マリアだった。マリアは健太に「抱いてくれない?」と近づくが……。そして2人は徐々に惹かれ合っていく。一方、軍曹が、かつての恋人アケミのアパートに行くと、そこには脱走した倉田士長の姿が。そして倉田から自衛隊内の衝撃の真実を知る……。

  • 第4話
    第4話

    天崇連合会の跡目争いが激化する中、総長から力量を認められている健太が突如何者かに撃たれる。一命を取り留めるも、今度は弟分である克也の娘が誘拐された。交換条件として阪口健太を殺せと脅される克也。健太は「俺の命よりテメエの娘の命がいちばん大事だ。俺を殺れ」と言い、克也の持つ拳銃を自分の胸に当てる。一方、広橋は草壁から「法廷で証言台に立ち、保釈された山内の収賄の真実を話してほしい」と言われ……

  • 最終話
    最終話

    山内の収賄の真相を追っていた草壁が死体で発見された。現場では天崇連合会のバッジが発見され、田之倉と岩松に容疑が掛かる。そんな中、山内がテレビの生放送番組で無実を訴えることを知った広橋は、草壁の死を前に気持ちが揺らいでいた。一方、危篤だった総長が意識を取り戻し、次の幹部会で天崇連合会の五代目を決めると宣言。それを聞いた健太は……。

来月の放送作品

連続ドラマW マークスの山

高村薫原作の社会派ミステリードラマ。住宅街で元暴力団員が遺体となって発見された。捜査が難航する中、「マークス」と名乗る青年が捜査線上に浮上する。

映画化もされた「レディ・ジョーカー」(このミステリーがすごい!1999年版国内第1位)など、傑作を世に出し続ける作家・高村薫。
彼女がデビュー後、わずか3年で上梓した本作「マークスの山」は、刊行後、警察小説の最高峰と評判を呼び、その年の「直木賞」「このミステリーがすごい!国内1位」「週刊文春ミステリーベスト10第1位」など、主な賞を総なめにした100万部突破の大ベストセラーである。硬質な文体、重厚なテーマ、緻密な描写による圧倒的なリアリティによって紡ぎだされた世界観は“刑事と犯人”“善と悪”といった単なるミステリーの枠を超えた本格社会派小説としても有名であり、今もなお多くのファンを獲得し続ける“合田雄一郎”シリーズの原点でもある。

出演陣も骨太な世界観に負けないオールスターキャストが揃った。主役の合田役には「祖国」「震度0」「ルパンの消息」と過去のドラマW主演作全てにおいて高いクオリティを保つ上川隆也。合田の大学時代の同期であり元妻の兄である検事の加納には石黒賢。貪欲にスクープを狙う女性記者・根来を演じるのは小西真奈美。事件への関与を疑われる弁護士・林原には小日向文世。そして、狂気と繊細さを併せ持った難役・水沢を演じるのは高良健吾。その他にも戸田菜穂、大杉漣、鈴木杏樹、佐野史郎、石橋蓮司など、名作に相応しい実力派キャストが勢揃い!
監督は「震度0」でも上川と息の合ったコンビを組んでいる水谷俊之と「空飛ぶタイヤ」の鈴木浩介が担当。20年前の2つの事件が発端となり現代に生まれた更なる悲劇を、丹念に描いた社会派ミステリーの傑作「マークスの山」。是非ご期待下さい。

2010年制作
原作:
髙村薫『マークスの山』(講談社文庫刊)
監督:
水谷俊之(「震度0」「ルパンの消息」他)
鈴木浩介(「空飛ぶタイヤ」他)
脚本:
前川洋一(「空飛ぶタイヤ」他)
音楽:
澤野弘之(「医龍 Team Medical Dragon」)
出演:
上川隆也、石黒賢、小西真奈美、高良健吾、鈴木杏樹、大杉漣、戸田菜穂、小日向文世

原作

髙村薫「マークスの山」(講談社文庫刊)

昭和51年南アルプスで播かれた犯罪の種は16年後、東京で連続殺人として開花した
—精神に〈暗い山〉を抱える殺人者マークスが跳ぶ。元組員、高級官僚、そしてまた…。謎の凶器で惨殺される被害者。バラバラの被害者を結ぶ糸は?マークスが握る秘密とは?捜査妨害の圧力に抗しながら、冷血の殺人者を追いつめる警視庁捜査第一課七係合田刑事らの活躍を圧倒的にリアルに描き切る本格的警察小説の誕生。
髙村薫プロフィール : 1953年、大阪府生まれ。近著には、第61回読売文学賞を受賞した「太陽を曳く馬」など。

人物紹介

  • マークスと名乗る男 水沢 裕之 [高良 健吾]
  • 看護師 水沢の恋人 高木 真知子 [戸田 菜穂]
  • 元建設作業員 岩田 幸平 [石橋 蓮司]
  • 山梨県警警部 佐野 国男 [大杉 漣]
  • 東京地検特捜部検事 加納 祐介 [石黒 賢]
警視庁・捜査一課
  • 捜査一課七係警部補 合田 雄一郎 [上川 隆也]
  • 捜査一課十係警部補 須崎 靖邦 [小木 茂光]
  • 捜査一課七係刑事 森 義孝 [袴田 吉彦]
  • 捜査一課七係警部 林 省三 [螢 雪次朗]
  • 捜査一課七係警部補 吾妻 哲郎 [甲本 雅裕]
  • 捜査一課七係刑事 有沢 三郎 [葛山 信吾]
MARKS 暁成大の同級生
  • 弁護士 日弁連理事 林原 雄三 [小日向 文世]
  • 法務省刑事課長 松井 浩司 [矢島 健一]
  • 浅野総合病院院長 浅野 剛 [山崎 一]
  • 暁成大学理事長 木原 郁夫 [升 毅]
  • 佐伯中央建設社長 佐伯 正一 [佐野 史郎]

  • 林原の妻 林原 美由紀 [国分 佐智子]
  • 東京地検特捜部副部長 小杉 朋久 [嶋田 久作]
  • 芹澤会系元組員 畠山 宏 [池田 成志]
  • 畠山の女 西野 富美子 [伊藤 裕子]
  • 「週刊潮流」記者 根来 麻美 [小西 真奈美]
  • 「週刊潮流」編集長 滝沢 寛治 [相島 一之]
  • 合田の元妻 加納 貴代子 [鈴木 杏樹]

各話あらすじ

  • 第1話
    第1話

    閑静な住宅街で起こった元暴力団員・畠山の殺人事件。事件の担当となった捜査一課七係の合田雄一郎警部補は、なかなか糸口が掴めずにいた。時を置かずして、法務省官僚である松井が殺害されるが、傷口が畠山の事件と酷似しており、事件は連続殺人へと発展したかに見えた。だが警察上層部から「合同捜査はなし」という不可解な命令が下る…。

  • 第2話
    第2話

    マークスを名乗って、林原に電話をしていた水沢は、出所後、恋人であり看護師の真知子の家で同棲生活を送っていた。水沢はマークスと名乗って根来にも接触を試みるなど、犯罪者としての一面を色濃くしていく。一方、上司の小杉から松井殺害事件の情報提供の進言を却下された加納は、密かに合田に松井の葬儀の式次第を渡す…。

  • 第3話
    第3話

    「星霜山岳会」を調べていた十係の須崎が何者かに刺された。根来から、須崎は刺される前に佐伯に事情聴取を行っていたと聞かされ動揺する合田。その夜、警察の面子にかけても佐伯に任意同行をかけるという合田に対し、あくまで特捜部の贈賄事件の容疑で佐伯を立件したいという加納は激しく衝突する。

  • 第4話
    第4話

    林原たち5人の名前の頭文字を取ってMARKS。そしてマークスと名乗る人物は、彼らの過去の秘密を握り、それをネタに5人を脅迫していた…。ようやく事件の全貌を掴み始めた合田の元に、看護師の真知子が撃たれて重体との知らせが入る。一方、真知子への急襲に居合わせた水沢は、そのまま行方をくらましてしまう…。

  • 第5話
    最終話

    根来の元に入った水沢からの連絡はマークスの秘密を買えというものだった。独断で水沢との接触を試みる根来。真知子の自宅を捜査した合田たちは、一連の事件の凶器と思われるアイスハーケンを見つけ、ついに水沢に指名手配をかける。一方、加納ら特捜部による佐伯の贈収賄疑惑の立件はほぼ確実と見られていた…。

連続ドラマW レディ・ジョーカー

要求は20億。人質は350万キロリットルのビールだ。金が支払われない場合、人質は死ぬ-。髙村薫の大ベストセラー小説をドラマ化した社会派サスペンス!

1984年の「グリコ・森永事件」から着想を得たと言われる、髙村薫の同名小説が待望のドラマ化。原作は単行本と文庫を合わせた累計発行部数が100万部を越えるという大ベストセラー小説で、ビール会社社長の誘拐に端を発し、大企業の舞台裏や社会問題などに切り込んだ社会派サスペンスだ。

犯行グループを追う合田刑事を演じるのは上川隆也。企業のトップとして事件に直面するビール会社社長を柴田恭兵が演じる。また、監督・脚本など制作スタッフには、2010年に放送され好評を博した「連続ドラマW マークスの山」のメンバーが集結し、髙村薫ワールドに再び挑む。社会的強者と弱者、それぞれが抱える問題を全7話にわたり丁寧に描いていく。

2013年制作
原作:
髙村薫『レディ・ジョーカー』(新潮文庫刊)
監督:
水谷俊之(「マークスの山」「下町ロケット」)
鈴木浩介(「マークスの山」「下町ロケット」) 
脚本:
前川洋一(「マークスの山」「下町ロケット」)
音楽:
澤野弘之(「マークスの山」「推定有罪」)、福廣秀一朗
出演:
上川隆也 柴田恭兵 豊原功補 山本耕史 矢田亜希子 本仮屋ユイカ 板尾創路 / 石黒賢(特別出演) / 泉谷しげる 石橋凌

原作

髙村薫『レディ・ジョーカー』(新潮文庫刊)

1953(昭和28)年、大阪市生れ。
1990(平成2)年『黄金を抱いて翔べ』で日本推理サスペンス大賞を受賞しデビュー。1993年『リヴィエラを撃て』で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。同年『マークスの山』で直木賞を受賞する。1998年『レディ・ジョーカー』で毎日出版文化賞を受賞。2006年『新リア王』で親鸞賞を受賞。2010年『太陽を曳く馬』で読売文学賞を受賞する。
他の著作に『神の火』『照柿』『晴子情歌』『冷血』などがある。

人物紹介

日之出ビール
  • 代表取締役社長 城山恭介 [柴田恭兵]
  • 社長秘書 野崎孝子 [矢田亜希子]
  • ビール事業本部長 兼 取締役副社長 倉田誠吾 [益岡 徹]
  • 事業開発本部長 兼 取締役副社長 白井誠一 [石橋 凌]
  • ビール事業本部 副本部長 兼 取締役 杉原武郎 [光石 研]
城山社長誘拐事件特別捜査本部
  • 大森中央署刑事課 強行係 警部補 合田雄一郎 [上川隆也]
  • 警視庁捜査一課 課長 神崎秀嗣 [渡辺いっけい]
  • 警視庁捜査一課 警部補 平瀬 悟 [津田寛治]
  • 大森中央署刑事課 課長代理 土肥 [モロ師岡]
  • 大森中央署刑事課 刑事 吉原 [南条弘二]
  • 大森中央署刑事課 係長 安西 [芦川 誠]
  • 大森中央署刑事課 刑事 紺野 [平田裕一郎]
  • 蒲田北署刑事課 課長 三好 [中村育二]
  • 蒲田北署刑事課 係長 高橋 [芹澤名人]
レディ・ジョーカー
  • 蒲田北署刑事課 強行係 巡査部長 半田修平 [豊原功補]
  • 信用金庫職員 高 克己 [高橋努]
  • 旋盤工 松戸陽吉 [金子ノブアキ]
  • 薬店店主 物井清三 [泉谷しげる]
  • トラック運転手 布川淳一 [板尾創路]
東邦新聞
  • 東京社会部 記者 八代芳伸 [山本耕史]
  • 東京社会部 デスク 田部 [小市慢太郎]

  • 週刊東邦 記者 榎本和子 [吉田 羊]
  • フリーライター 佐野純一 [松尾 諭]

  • 東京地検特捜部 検事 加納祐介 [石黒 賢]
  • 城山の妻 城山怜子 [萩尾みどり]
  • 城山の妹 杉原晴子 [手塚理美]
  • 城山の姪 杉原佳子 [本仮屋ユイカ]
  • 物井の孫 秦野孝之 [工藤阿須加]
  • 物井の娘 秦野美津子 [洞口依子]
  • 物井の兄 岡村清二 [伊藤幸純]
  • 布川の娘 布川さち [柴田杏花]
  • 歯科医 秦野浩之 [伊藤洋三郎]
岡田経友会
  • 「岡田経友会」 構成員 西村真一 [高杉 亘]
  • 「岡田経友会」 顧問 田丸善三 [中村嘉葎雄]

  • 「セルジェック」代表 菊地武史 [田中要次]
  • 「民自党」代議士 酒田泰一 [大和田伸也]

各話あらすじ

  • 第1話
    第1話

    日之出ビール・城山社長の元に不審な音声CDが届く。自社の過去の不正を追及する内容に城山は動揺する。そんな中、兄を亡くした薬局店主・物井、警察組織に恨みを持つ刑事・半田ら、競馬仲間の5人はある計画を行動に移す。城山社長が帰宅しないという一報を受けた大森中央署の合田警部補は、城山邸に駆けつけると「社長ヲアズカッタ」と書かれたメモを発見する。

  • 第2話
    第2話

    合田らは日之出ビール社長誘拐事件の捜査に当たるが、程なくして城山社長は解放される。市場に流通する日之出ビールへの異物混入をにおわせ20億円を要求された城山は自社の商品を守るため、警察に真実を隠し犯行グループの指示に従う。多額の身代金を要求しながらも人質である城山を解放したことを不審に思った警察は、城山の警護役として合田をつけ、犯行グループとの裏取引を監視させる。

  • 第3話
    第3話

    城山社長は自宅に届いたレディ・ジョーカーからの指示書を警察に伏せる。日之出ビールに届いたもう一つの指示書を元に現金受け渡しに臨む警察だったが、犯人が現われず混乱する。レディ・ジョーカーの思惑通り計画が進む中、東邦新聞記者・八代は事件の背後にある兜町の金の動きを疑う。合田は警護役として振る舞いながらも、城山周辺で起こる動きを監視し続け、ある異変に気づく。

  • 第4話
    第4話

    レストランで赤い異物混入ビールが発見される。レディ・ジョーカーの仕業だとマスコミが一斉に報じ、城山社長らは対応に苦慮する。騒ぎが広がり、レディ・ジョーカーの計画が順調に進む一方で、半田が警察内部犯行者のリストに挙がる。そして、レディ・ジョーカーから日之出ビールに3度目の現金受け渡しの指示書が届く。合田は意を決して、城山に犯人逮捕のための捜査協力を訴える。

  • 第5話
    第5話

    現金受け渡し場所に現われた男が確保される。しかし、誤認逮捕と分かり、警察は失態を満天下にさらす。合田は警察をあざ笑うかのようなレディ・ジョーカーの一連の行動から、組織に恨みを持つ半田の犯行だと睨む。一方、レディ・ジョーカーから新たな指示書を受け取った城山は、身代金20億円を支払う決断を迫られる。そんな中、警察に日之出ビールの不正に関する内部告発文書が届く。

  • 第6話
    第6話

    赤い異物を混入された毎日ビールの商品が発見される。半田と対立していた高の仕業だったが、レディ・ジョーカーを名乗る犯行声明が出される。計画が狂い始めた半田の元には、合田が迫っていた。一方、城山社長は自社で起きた内部告発、自らの家族の問題で苦悩する。その頃、東京地検検事・加納は合田、八代から日之出ビールに関する情報を得る。

  • 最終話
    最終話

    一連の事件は自分の責任と後悔する城山社長は会社を離れる決意をする。そして、東京地検検事・加納を訪ねる。一方、合田は身内である警察官を逮捕できない警察組織を見切り、ひとりで執拗に半田を追い続ける。レディ・ジョーカーの仲間たちがそれぞれの道に進んでいく中、半田は合田の挑発を受け、2人はついに対峙する。― 運命に翻弄される人々のその先にある結末とは ―

再放送作品

連続ドラマWとは?

連続ドラマWとは、WOWOW独自のドラマ製作プロジェクト。WOWOWは2003年から「ドラマW」としてオリジナルドラマの製作をスタートし、2008年からは連続ドラマの製作も開始しました。連続ドラマWは、有料放送という特性を活かし、スポンサーの制限を受けることなく自由なドラマ作りが可能です。演出には映画監督を中心に起用し、一流作家による骨太な原作を全5~6話で完結する無駄のない構成で映像化。キャスティングも実力派俳優にこだわり、本格的な社会派ドラマを生み出しています。連続ドラマWは、大人が楽しめる、他にはない高品質なドラマなのです。