連続ドラマ W 金曜よるに、プレミアムなドラマを。

骨太な題材が観る者を引き込むWOWOW制作の
ドラマシリーズ<連続ドラマW>から、
見ごたえのある作品を毎月厳選してお届けします。

今月の放送作品

連続ドラマW 黒書院の六兵衛

江戸城不戦開城を舞台に描かれる、謎の御書院番士と名もなき下級武士の熱き反戦友情物語。

巨匠・浅田次郎による日本経済新聞連載の時代小説をドラマ化。

江戸城不戦開城の史実をベースに、時代の波に取り残されそうになりながらも、自らの信義を通し一切口を利かぬまま江戸城内に居座り続ける将軍直属の御書院番士・的矢六兵衛と、官軍側に付いた尾張藩から遣わされ六兵衛排除の任を負ってしまった下級藩士・加倉井隼人との交情を、熱く描いた本作。

体制のリーダーではなく、瀬戸際の現場で身を尽くす2人の姿にこそ、大きな時代の節目を迎えた今、世相や組織の空気に翻弄されながらも、できれば平和に真っすぐに生きたいと願う大多数の日本人の深い共感が集まることだろう。

的矢六兵衛役には、希代のロックスターにして俳優としてもカリスマ的存在感を示してきた吉川晃司。実に17年ぶりの主演となる。尾張藩士・加倉井隼人役は、歌手・タレントとして活躍しながら俳優としても本格派の輝きを見せる上地雄輔が演じる。監督は映画『神様はバリにいる』『ボックス!』など数々の熱い男のロマンを写し取ってきた李闘士男、脚本は「新参者」の牧野圭祐が担当する。

共演キャストには、上地雄輔演じる加倉井隼人の妻・加倉井しずゑ役に芦名星、勝海舟役に寺島進、西郷隆盛役に竹内力、徳川慶勝役に千葉哲也、大村益次郎役に波岡一喜。また、吉川晃司演じる的矢六兵衛の妻役に若村麻由美、高利貸しの淀屋辰平役に伊武雅刀、的矢六兵衛の父・的矢清右衛門役に田中泯。
さらに、山崎銀之丞、駒木根隆介、前田亜季、忍成修吾、粕谷吉洋らが名を連ねる。さらに、明治天皇役を演じる片岡千之助は本作が映像作品初出演となる。

ストーリー

慶応4年、幕府と新政府の談判が成り、江戸城は不戦開城と決した。官軍側についた尾張藩の気弱な下級藩士・加倉井隼人(上地雄輔)は、城の引き渡しを支障なく進めるための先遣として、城内に検分に入る。

しかし、困ったことにただひとり、てこでも動かぬ旗本がいた。彼の名は的矢六兵衛(吉川晃司)。将軍直属の警護隊・御書院番の番士だった。六兵衛は黙って正座したままで、動くのはほぼ用を足すときだけ。

勝海舟(寺島進)と西郷隆盛(竹内力)の約束により、近々に御所となる予定の城内での悶着は厳禁。つまり、力ずくでは六兵衛を退去させられない。居座りの意図を探る加倉井は、この六兵衛は本物ではなく六兵衛の名をかたる偽者だと知り、ますます混乱する。
だが、しばらく時を過ごすうちに、古式ゆかしい貫禄でたたずむ六兵衛に対し、加倉井の胸裏には得体の知れぬ共感が湧いてくる。果たして六兵衛の居座りの理由とは。その正体とは。

そして、天皇入城が迫る中、加倉井はどう手を打つのか。

2018年制作
原作:
浅田次郎『黒書院の六兵衛』(文春文庫 刊)
監督:
李闘士男(『神様はバリにいる』『ボックス!』)
脚本:
牧野圭祐(「新参者」)
音楽:
coba
出演:
吉川晃司、芦名 星、寺島 進、竹内 力、千葉哲也、波岡一喜、
山崎銀之丞、駒木根隆介、前田亜季、忍成修吾、片岡千之助、粕谷吉洋、
若村麻由美、伊武雅刀、田中 泯、上地雄輔

人物紹介

  • 的矢六兵衛[吉川晃司]
  • 加倉井しずゑ[芦名 星]
  • 勝海舟[寺島 進]
  • 西郷隆盛[竹内 力]
  • 徳川慶勝[千葉哲也]
  • 大村益次郎[波岡一喜]
  • 本多左衛門[山崎銀之丞]
  • 福地源一郎[駒木根隆介]
  • 天璋院(篤姫)[前田亜季]
  • 徳川慶喜[忍成修吾]
  • 明治天皇[片岡千之助]
  • 田島小源太[粕谷吉洋]
  • 的矢六兵衛の妻[若村麻由美]
  • 淀屋辰平[伊武雅刀]
  • 的矢清右衛門[田中 泯]
  • 加倉井隼人[上地雄輔]

各話あらすじ

  • 第1話
    第一話

    江戸定府の尾張藩士・加倉井(上地雄輔)は不戦開城と決まった江戸城内検分の先手として遣わされることに。そこで勝海舟(寺島進)から、口を利かぬまま居座りを続ける将軍直属の御書院番士・的矢六兵衛(吉川晃司)に懸念ありと聞く。その者はある時点で本物と入れ替わった正体不明の者との証言も。六兵衛排除の任を負わされる加倉井だが、御所となる予定の城内では一切の力ずくは厳禁。果たして六兵衛の正体・目的は?

  • 第2話
    第二話

    目を離した隙に分不相応な部屋に居場所を移す六兵衛。手を焼く加倉井は、妻・しずゑ(芦名星)の助言で六兵衛の屋敷を訪ねるが父・清右衛門(田中泯)に…。

  • 第3話
    第三話

    入城した西郷が、こともあろうに六兵衛が居座る帝鑑の間を見たいと言いだし一触即発の危機に。さらに天璋院(前田亜季)や尾張藩主・徳川慶勝(千葉哲也)までもが…。

  • 第4話
    第四話

    上野戦争は大村(波岡一喜)の作戦により官軍の圧勝。一方、高利貸しの淀屋(伊武雅刀)から、五千両で今の六兵衛に旗本株を売ったという証言あり。

  • 第5話
    第五話

    粗食続きがたたってうなぎで腹を壊し、図らずも生命の危機にひんする六兵衛。意地で服薬を拒否するが、幼少の徳川家達が現われ、家族のためにも生きてほしいと説得する。

  • 最終話
    最終話

    ついに明治天皇(片岡千之助)が入城、公家や新政府の顕官の姿で城内の景色は一変し、彼らも旗本の亀鑑として居座る六兵衛の噂を聞き付け今後の処遇を談議するが…。

ドラマW シリウスの道

広告代理店の壮絶な内幕と、誇り高く生きる男の姿を描くヒューマンサスペンス。広告代理店で働く辰村の幼なじみ・明子に父親の死の真相をネタにした脅迫状が届く。

「テロリストのパラソル」「てのひらの闇」等、熱く魅力的な登場人物を生み出すことに定評があった直木賞作家・藤原伊織。
本ドラマの原作「シリウスの道」は、昨年惜しまれながらこの世を去った作家が、かつて、自身が働いていた広告代理店の内幕を背景に、一人の男の人生の軌跡を臨場感溢れる筆致で描き出した壮大なヒューマンサスペンスです。
今回のドラマ化にあたっては、演出に、先般、「点と線」で文化庁芸術祭大賞を受賞したテレビ界の巨匠・石橋冠、そして、主役に、昨年度NHK大河ドラマの主演・内野聖陽など、スタッフ、キャスト共に、原作の迫力に負けない素晴らしい陣容が整いました。
広告業界内の熾烈な争い、幼馴染の秘密、謎の脅迫者。迷宮の果てに見えてくる人間の哀しい運命と未来への希望…。
圧倒的なスケール感と生きる力に溢れた大作サスペンスの誕生にぜひご期待下さい。

ストーリー

広告代理店の壮絶な内幕と、誇り高く生きる男の姿を描くヒューマンサスペンス。広告代理店で働く辰村の幼なじみ・明子に父親の死の真相をネタにした脅迫状が届く。

大手広告代理店・東邦広告の営業部副部長・辰村祐介には、明子、勝哉という2人の幼馴染がいた。3人の間には明子の父親の死因に関するある秘密があり決して再び会わないと誓い合っていたが、25年後の今になって明子のもとに何者からか、その秘密をネタにした脅迫状が届く。
一方、その頃、辰村の部署では予算18億円という大型案件の獲得プロジェクトが始動した。辰村は、個性的なメンバーとともにコンペの勝利に向け邁進するが、それを妬む社内の妨害や、ライバル会社との熾烈な争いが続く。やがて、辰村は、そのプロジェクトが自らの過去の秘密とある一本の糸で繋がれていることを知り…。

2008年制作
原作:
藤原伊織(「シリウスの道」文春文庫刊)
監督:
石橋冠
脚本:
吉本昌弘
出演:
内野聖陽、寺島進、大塚寧々、栗山千明、黄川田将也、真矢ミキ

人物紹介

  • 辰村祐介[内野聖陽]
  • 浜井勝哉[寺島進]
  • 半沢明子[大塚寧々]
  • 平野由佳[栗山千明]
  • 戸塚英明[黄川田将也]
  • 立花英子[真矢ミキ]

ドラマW 誘拐

「普通の男」が起こした大それた犯罪。総理大臣の孫娘誘拐事件をめぐる衝撃のサスペンス!

ベストセラー「交渉人」の著者・五十嵐貴久の同名小説を、数々のヒット作を手がける小林義則監督が映像化しました。警察を翻弄する頭脳犯は連続ドラマW「パンドラ」の三上博史、刑事には西島秀俊、総理大臣に石坂浩二と実力派が集結し、物語は3つの視点から展開。手に汗握る骨太なサスペンスであると同時に、真摯な思いあふれるヒューマンドラマでもあり、驚愕のドンデン返しも待ち受ける、新鮮なエンターテインメントです。

ストーリー

警視庁 VS 頭脳派誘拐犯! 警察の弱点を突いて翻弄する犯人の、真の目的とは!?
韓国大統領来日を控えた夏。歴史的な日韓友好条約締結を前に、警察が全勢力を挙げて大統領警護にあたるその裏で事件は起きる。現職総理大臣の孫娘が誘拐されるという前代未聞の事件。決して直接コンタクトを取らず、いっさい痕跡を残さない犯人に、政府と警察は翻弄される。犯人からの要求は、日韓条約締結の中止と活動資金30億円。犯人はどうやって30億円を手にしようとしているのか? そして、事件は意外な方向へと進んでいく。

2009年制作
原作:
五十嵐貴久(「誘拐」双葉社刊)
監督:
小林義則(「アンフェア the movie」ドラマW「パンドラ」)
脚本:
寺田敏雄(「必殺仕事人2009」ドラマW「MBO」)、
山村一間(「刺青 背負う女」「ITバブルと寝た女たち」)
プロデューサー:
青木泰憲
出演:
三上博史、西島秀俊、石坂浩二、中越典子、渡辺いっけい

人物紹介

  • 秋月孝介[三上博史]
  • 星野克彦[西島秀俊]
  • 佐山憲明[石坂浩二]
  • 関口純子[中越典子]
  • 荒巻啓秋[渡辺いっけい]

ドラマW 死刑基準

人を裁くことの意味を問うリーガルサスペンス。弁護士・大伴の妻が殺された。死刑制度反対の持論を覆す大伴を目にした大学法学部講師の水戸は、弁護士に転身する。

死刑裁判をめぐり繰り広げられる衝撃の社会派サスペンス。
司法の厳しさに直面する主人公の法学部講師・水戸裕介には、連続ドラマW「パンドラ」「パンドラII 飢餓列島」出演の実力派俳優・山本耕史。妻を殺された失意の弁護士・大伴浩二郎に、ドラマ・映画・舞台で活躍する小澤征悦。二人の同級生の検事・永瀬麻梨子に、連続ドラマW「マークスの山」での熱演が記憶に新しい戸田菜穂。我が子を殺された過去を持つ、大伴の妻殺しの容疑者・鯖江申三には、演技派俳優・柏原崇。そして、この事件を担当するベテラン刑事・對馬久作には、名優・柄本明。その他にも、京野ことみ、近藤芳正、矢島健一、金田明夫、佐藤二朗、山本圭、 光石研ら、実力派キャストが共演。また、監督には連続ドラマW「マークスの山」、ドラマW「震度0」と重厚な群像劇でメガホンをとった水谷俊之。

ストーリー

人を裁くことの意味を問うリーガルサスペンス。弁護士・大伴の妻が殺された。死刑制度反対の持論を覆す大伴を目にした大学法学部講師の水戸は、弁護士に転身する。

司法試験に合格しながら法学部講師となった・水戸裕介(山本耕史)、死刑廃止を主張する有名弁護士・大伴浩二郎(小澤征悦)、検事の永瀬麻梨子(戸田菜穂)。3人は共に司法を学び、それぞれ死刑に対する考えを持つ。ある日、大伴の妻が殺害される。容疑者は、大伴の裁判に恨みを持つ鯖江申三(柏原崇)だった。大伴は主張をくつがえし鯖江に対し死刑を求める。これを機に、水戸は弁護士になり司法の場に立つことを決意する…。

2011年制作
原作:
加茂隆康「死刑基準」(幻冬舎刊)
監督:
水谷俊之(「マークスの山」、「震度0」)
脚本:
田辺満(横山秀夫「ルパンの消息」)
音楽:
高見優(「JIN -仁-」)
プロデューサー:
青木泰憲
出演:
山本耕史、小澤征悦、戸田菜穂、柏原崇、京野ことみ、近藤芳正、
矢島健一、金田明夫、佐藤二朗、山本圭、光石研、柄本明

人物紹介

  • 水戸裕介[山本耕史]
  • 大伴浩二郎[小澤征悦]
  • 永瀬麻梨子[戸田菜穂]
  • 鯖江申三[柏原崇]
  • 飯島典子[京野ことみ]
  • 東金亘[近藤芳正]
  • 高石五郎[矢島健一]
  • 石丸隆介[金田明夫]
  • 星野武史[佐藤二朗]
  • 水戸公介[山本圭]
  • 狩田一穂[光石研]
  • 對馬久作[柄本明]

来月の放送作品

連続ドラマW メガバンク最終決戦

椎名桔平主演で贈る、経済エンターテインメントドラマ。日本国債がついに暴落。巨大負債を抱えたメガバンクをめぐる、買収合戦の火蓋が切られる。

「銭の戦争」シリーズや「疑獄 小説・帝人事件」の著者で、5000億円もの日本株を運用し、国際経済の裏表を知り尽くした“伝説のファンドマネージャー”波多野聖による経済エンターテインメント小説をドラマ化。日本国債の暴落で一夜にして巨大負債を抱え、機能不全に陥った巨大銀行=メガバンクを舞台に、辣腕ディーラーでもある専務と総務部員がバディを組み、史上最大の買収合戦に挑んでいく。
辣腕ディーラーを演じるのは、今回連続ドラマW初主演の椎名桔平。椎名とタッグを組んでメガバンクを守り抜こうとする総務部員に桐谷健太。ほか、石橋凌、利重剛、緒川たまき、音月桂ら多彩なキャストが集結する。
仕事とは何か?誰のために何と闘うのか?そして、元ファンドマネージャーが描き出す“日本の本質”の光と影とは?働くわれわれの心のど真ん中に突き刺さる経済エンターテインメントドラマ。

ストーリー

東西帝都EFG銀行(TEFG)は、帝都銀行を中心に東西銀行、EFG銀行が金融庁主導で合併して誕生したメガバンク。合併以来、帝都銀行出身者が主導権を握り、行内では出身銀行ごとのヒエラルキーが強く残る。そんな中、辣腕ディーラーの桂光義は、帝都銀行出身ではないものの、手腕を買われて為替部門の専務にまで上り詰めていた。
一方、EFG銀行のさらに前身の銀行であり、TEFG内で“最下層”と位置付けられている名京銀行出身の総務部、二瓶正平は、そんなヒエラルキーには屈せず仕事に邁進していた。
ある日、TEFG上層部と金融庁官僚との密談で行なわれた超長期国債の購入をきっかけに、TEFGは破綻の危機に陥る。会社存続のため、桂は二瓶とともにTEFG買収を狙う外資ファンドや、陰謀をたくらむ官僚たちに立ち向かう。

2016年制作
原作:
波多野聖『メガバンク最終決戦』(新潮文庫刊)
監督:
古澤健、佐和田惠
脚本:
杉原憲明
音楽:
大間々昂
出演:
椎名桔平、桐谷健太、利重剛、緒川たまき、音月桂、袴田吉彦、
音尾琢真、小柳友、日野陽仁、左とん平、石橋凌

人物紹介

  • 東西帝都EFG銀行 ディーラー 桂光義[椎名桔平]
  • 東西帝都EFG銀行 総務部部長代理 二瓶正平[桐谷健太]
  • 東西帝都EFG銀行 頭取 西郷洋輔[大石吾朗
  • 東西帝都EFG銀行 副頭取 有村次郎[日野陽仁]
  • 財務省事務次官 水野正吾[利重剛]
  • オメガ・ファンド 佐川瑤子[音月桂]
  • 金融庁長官 五条健司[石橋凌]

各話あらすじ

  • 第1話
    第一話

    東西帝都EFG銀行(TEFG)は、帝都銀行、東西銀行、EFG銀行が合併したメガバンク。出身銀行ごとのヒエラルキーが残る中、ディーラーの桂光義(椎名桔平)は、中核を担う帝都出身ではないものの、その実力で専務に上り詰めていた。ある日、日本国債が暴落。さらに、上層部と金融庁官僚との密談で行なわれた超長期国債の購入が相まって、TEFGは突如破綻の危機に。総務部部長代理・二瓶正平(桐谷健太)も事態を危惧し…

  • 第2話
    第二話

    TEFG上層部による行動が招いた危機の責任をともに取る覚悟を決めた桂。少しでも利益を捻出すべく、いまだかつてない規模の相場を張る。桂はさらに、頭取の西郷洋輔(大石吾朗)、副頭取の有村次郎(日野陽仁)とともに、金融庁長官・五条健司(石橋凌)へ特別措置を掛け合う。だが、社内の派閥抗争による情報漏れで、TEFGは取り付け騒ぎが起こり大パニックに。二瓶はかつて経験した取り付け騒ぎをもとに秘策を思いつくが…

  • 第3話
    第三話

    桂の奮闘により五条はTEFGに対して特別措置を認め、事態は落ち着く。しかし、日本政府のこの処遇に対し、米国議員から批判の声が上がり、TEFGは不穏な空気に包まれる。一方で、TEFGの買収に海外ヘッジファンドも動き出し、二瓶の前に、同級生であった塚本卓也(小松利昌)が現われる。塚本はアジア最大のヘッジファンドであるウルトラ・タイガー・ファンド代表のエドウィン・タンを名乗り、ある取引を二瓶に提案する。

  • 第4話
    第四話

    五条は特別措置を撤回し、TEFGはまたしても破綻の危機に陥る。財務省事務次官の水野正吾(利重剛)も五条の行動に不信感を抱く。一方の二瓶はTEFG乗っ取りを考える塚本の提案に乗り、彼のスパイとして協力することを決断。この破綻の危機に常務の山下一弥(田窪一世)と下山弥一(長江英和)はチャンスとばかりに桂にある相談を持ち掛ける。桂は取り付け騒ぎで活躍した二瓶に期待を込めて協力を求めるが……。

  • 第5話
    第五話

    二瓶のスパイ行為を許した桂は、最大の黒幕・五条と戦う覚悟を決める。そんな中、TOBの可能性も消え、TEFGは国有化の道をたどり始める。オメガ・ファンドの佐川瑤子(音月桂)はこのタイミングを待っていたかのようにある提案をTEFGに持ち掛け、この動きに桂たちは警戒を示す。だが、久しぶりの帰国で瑤子は自分の過去を知る人物と遭遇し……。さらに、五条の過去を知った桂は真相を探るため、ついに五条と対峙する。

  • 最終話
    最終話

    オメガ・ファンドがTEFGを乗っ取りに本格的な動きを見せる中、五条と組んでいた瑤子は水野の忠告により、自分が憎むべき相手が五条だと知り、困惑する。一方、桂と二瓶たちは、オメガ・ファンドに対抗すべく、TEFGの株の獲得に動き出す。塚本や第一中金の高柳正行(益岡徹)にも協力を求めるが、反応は悪い。それでも2人はTEFG買収を阻止するべく、諦めずに奮闘し、ある人物の元を訪ね、一世一代の大勝負に出る。

連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~

大手企業・三田電機の1500憶円の不適切会計。
裏にある男の影が―。
椎名桔平演じるダークな主人公を、黒木メイサ演じる捜査二課刑事が追う
社会派ヒューマンサスペンス

食肉偽装問題が題材の『震える牛』など、社会の闇をえぐり出す小説で注目を集める相場英雄の小説『不発弾』(新潮文庫刊)のドラマ化が決定した。

7年間で1500億円の「不適切会計」を発表した大手総合電機メーカー三田電機産業。その裏で暗躍するひとりの男と、彼を取り巻く人々の人間模様を描いた骨太の社会派ヒューマンサスペンスだ。

主人公の金融コンサルタント・古賀遼を演じるのは椎名桔平。貧しい炭鉱町で育ち東京の証券会社に入った古賀は、ある出来事を機に欲深い人間たちへの復讐を始め、証券業界ひいては経済界の影の立役者にのし上がっていく。

また、古賀を追って不適切会計の真相を暴こうとする警視庁捜査二課管理官・小堀弓子を黒木メイサが好演する。さらに、財界に広い人脈を持つ三田電機産業相談役・東田章三役に宅麻伸、和装小物店を営みながら古賀と暮らす内縁の妻・村田佐知子役に原田知世、古賀を証券マンに育て上げた元上司・中野哲臣役に奥田瑛二ら実力派俳優が集結。

主人公と捜査二課の対峙、バブル期から現代に生きた強欲な権力者たちとの駆け引き、過去の因縁、そして裏切り―。過去と現在が交錯するエンターテインメント作品に乞うご期待。

ストーリー

1500億円もの「不適切会計」が露呈した大手電機メーカー・三田電機産業の記者会見。
狼狽する社長を裏で操るひとりの男がいた――金融コンサルタント・古賀遼(椎名桔平)。
捜査二課の管理官・小堀弓子(黒木メイサ)は、この「不適切会計」を「粉飾」と疑い、上場廃止にならないことに違和感を覚える。そんな中、三田電機の経営監査部長が自殺。

直後、古賀は同社相談役・東田章三(宅麻伸)と密会する。小堀はこの自殺に事件性があると疑い始めていた。
一方、内縁の妻・村田佐知子(原田知世)に優しい笑みを浮かべる古賀。この男は一体何者なのか?

昭和52年――金と男にだらしない母親の下、貧しい炭鉱町で育った古賀。妹を東京に連れ出したい一心で、上司・中野哲臣(奥田瑛二)にノウハウをたたき込まれ、国民証券でのし上がっていくが――。

数年後、ある出来事を機に始まった古賀の復讐は、日本経済の深い地層に「不発弾」として仕掛けられていく。

2018年制作
原作:
相場英雄『不発弾』(新潮文庫刊)
監督:
星野和成(『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』、「連続ドラマW スケープゴート」)
脚本:
田中眞一(「チーム・バチスタ」シリーズ、「連続ドラマW 社長室の冬-巨大新聞社を獲る男-」)
音楽:
林ゆうき(「ストロベリーナイト」シリーズ、「リーガル・ハイ」シリーズ)
出演:
椎名桔平、黒木メイサ、堀部圭亮、三浦貴大、入山杏奈、朝夏まなと、デビット伊東、
吉沢悠、葛山信吾、山口美也子、渡辺哲、津嘉山正種、宅麻伸、原田知世、奥田瑛二

人物紹介

  • 金融コンサルタント 古賀遼[椎名桔平]
  • 警視庁捜査第二課 管理官・警視 小堀弓子[黒木メイサ]
  • 警視庁捜査第二課 巡査部長 今井春彦[堀部圭亮]
  • 高校生~30歳頃までの古賀 古賀良樹[三浦貴大]
  • 古賀の妹 古賀睦美[入山杏奈]
  • 金融庁 証券取引等監視委員会課長 岡田加津美[朝夏まなと]
  • ノアレ食品副社長 熊田章吾[デビット伊東]
  • 外資系・ヘルマン証券 杉本匠[吉沢悠]
  • 二世議員 芦原恒三[葛山信吾]
  • 古賀の母親 古賀良美[山口美也子]
  • 大牟田合同信用金庫 理事長 荒井勝利[渡辺哲]
  • 内外情報通信社 相楽優一郎[津嘉山正種]
  • 日本逓信社長 三田電機産業 相談役 東田章三[宅麻伸]
  • 古賀の内縁の妻 村田佐知子[原田知世]
  • 高井戸ヘルシーフード店主
    古賀の元上司
    中野哲臣[奥田瑛二]

各話あらすじ

  • 第1話
    第一話

    大手電機メーカー三田電機が発表した、1500億円もの「不適切会計」。その記者会見の裏にひとりの男の影が……。金融コンサルタント・古賀遼(椎名桔平)だ。捜査二課の管理官・小堀弓子(黒木メイサ)は粉飾や隠蔽を疑い、捜査に乗り出す。その矢先、キーマンと思われる三田電機社員が自殺。貧しい炭鉱町出身で高卒ながらも、東京でのし上がってきた古賀。この男は一体何者なのか? ある出来事を機に始まった古賀の復讐とは?

  • 第2話
    第二話

    1980年代。中野哲臣(奥田瑛二)にノウハウをたたき込まれる若き古賀(三浦貴大)。妹を東京に呼び寄せたい一心で、高卒ながらも証券会社でのし上がっていく…。

  • 第3話
    第三話

    1990年初頭のバブル期、古賀は復讐心を胸に、財テクブームに沸く欲深い顧客たちに罠を仕掛け始めていた…。

  • 第4話
    第四話

    客に扮して佐知子に接触した小堀。三田電機の裏にいる古賀を追い詰めるために佐知子をS(スパイ)にすべく、潜入捜査を進めていく…。

  • 第5話
    第五話

    1999年。政府は不良債権問題の一掃を図り始めていた。そんな中、CBFS銀行に金融監督庁から免許停止処分が下される。刑事裁判で厳しく追及される中野は…。

  • 最終話
    最終話

    約20年前に佐知子の父親が自殺した背景にも、古賀の存在が。ついに決意を固めた佐知子は古賀の書斎から証拠を捜し始める…。

再放送作品

連続ドラマWとは?

連続ドラマWとは、WOWOW独自のドラマ製作プロ ジェクト。WOWOWは2003年から「ドラマW」としてオリジナルドラマの製作をスタートし、2008年からは連続ドラマの製作も開始しました。連続ドラマWは、有料放送という特性を活かし、スポンサーの制限を受けることなく自由なドラマ作りが可能です。演出には映画監督を中心に起用し、一流作家による骨太な原作を全5~6話で完結する無駄のない構成で映像化。キャスティングも実力派俳優にこだわり、本格的な社会派ドラマを生み出しています。連続ドラマWは、大人が楽しめる、他にはない高品質なドラマなのです。