連続ドラマ W 金曜よるに、プレミアムなドラマを。

骨太な題材が観る者を引き込むWOWOW制作の
ドラマシリーズ<連続ドラマW>から、
見ごたえのある作品を毎月厳選してお届けします。

今月の放送作品

連続ドラマW 沈まぬ太陽

山崎豊子の最高傑作をテレビドラマ化。未曽有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫き巨大組織で生きる者たちを、連続ドラマW史上最大のスケールで描く全20話。〈第2部・第9~20話〉

『白い巨塔』『華麗なる一族』『不毛地帯』『大地の子』『運命の人』など、誰もが知る名作を世に出した、日本を代表する作家・山崎豊子。その多くが映像化されている中で、長年テレビドラマ化不可能とされてきた傑作小説『沈まぬ太陽』(新潮文庫刊)が、WOWOWでドラマ化。

 『沈まぬ太陽』は単行本・文庫本の売り上げが累計700万部を超え、数ある山崎作品の中でも最もヒットした大ベストセラー。連続ドラマWでは過去最長となる全20話で構成し、アフリカ・中東での海外ロケなどかつてない規模での製作に挑む。

 脚本は2014年放送の大河ドラマ「軍師官兵衛」の前川洋一、監督は「連続ドラマW マークスの山」「連続ドラマW 下町ロケット」の水谷俊之、鈴木浩介が担当する。そして、主人公・恩地元を演じるのは1995年に放送されたテレビドラマ「大地の子」で新人ながらも主人公を演じ一躍脚光を浴びた上川隆也。20年の歳月を経て、山崎豊子作品の主役に再び挑んだ。さらに、そのライバル行天四郎役には、実力派俳優の渡部篤郎をキャスティング。そのほか豪華なキャストが多数出演する。

第2部ストーリー

1985年、ホテルの大広間で国民航空創立35周年記念パーティーが盛大に行なわれていた。社長・堂本信介(國村隼)、行天四郎(渡部篤郎)らが政財界の大物たちを出迎える中、会場には約10年の僻地勤務から日本に帰任していた恩地元(上川隆也)の姿があった。パーティーのさなか、国民航空の大型旅客機がレーダーから消えたという一報が入ってくる。すぐに現地へ向かった恩地だが、事故の惨状を前に呆然と立ち尽くすしかなかった。程なく恩地は、乗客の家族の“お世話係”となり、遺族たちの深い悲しみに真摯に向き合っていく。
 一方、日本政府は国民航空建て直しのため、関西紡績の国見正之(長塚京三)にトップ就任を要請。会長に就いた国見は徹底した“空の安全”を実現するため「会長室」を設置し、恩地を部長として呼び寄せる。社内にはびこる不正の数々を調査し始めた恩地の前に立ちはだかったのは、常務にまで上り詰めた行天だった…。

放送日程
  • 7月20日(金)21:00~ 連続ドラマW 沈まぬ太陽 #9~12 (全20話)
  • 7月27日(金)21:00~ 連続ドラマW 沈まぬ太陽 #13~16 (全20話)
  • 8月3日(金)21:00~ 連続ドラマW 沈まぬ太陽 #17~20(全20話)
2016年制作
原作:
山崎豊子『沈まぬ太陽』(新潮文庫刊)
脚本:
前川洋一(大河ドラマ「軍師官兵衛」「連続ドラマW マークスの山」「連続ドラマW 下町ロケット」)
監督:
水谷俊之、鈴木浩介(「連続ドラマW マークスの山」「連続ドラマW 下町ロケット」)
音楽:
佐藤直紀(「連続ドラマW パンドラ」シリーズ、『永遠の0』)
出演:
<第2部>上川隆也 長塚京三 夏川結衣 長谷川京子 板尾創路 / 高嶋政伸 陣内孝則 / 若村麻由美 平幹二朗 橋爪功 國村隼 渡部篤郎 ほか

原作

山崎豊子『沈まぬ太陽』(新潮文庫刊)

1924年(大正13)年、大阪市生れ。京都女子大国文科卒。
毎日新聞社学芸部に勤務。 当時、学芸部副部長であった井上靖のもとで記者としての訓練を受ける。 勤務のかたわら小説を書きはじめ、1957(昭和32)年『暖簾』を刊行。 翌年、『花のれん』により直木賞を受賞。新聞社を退社して作家生活に入る。 1963年より連載をはじめた『白い巨塔』は鋭い社会性で話題を呼んだ。 『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』の戦争3部作の後、大作『沈まぬ太陽』を発表。 『約束の海』を、「週刊新潮」連載中の2013年(平成25年)9月、逝去。 1991年菊池寛賞、2009年毎日出版文化賞特別賞受賞。

人物紹介

国民航空
  • 国際旅客営業本部課長・お世話係 恩地 元 [上川隆也]
  • 社長 堂本信介 [國村 隼]
  • 国航開発 会長 八馬忠次 [板尾創路]
  • 労務部長 畑 辰造 [袴田吉彦]
  • 取締役 広報部長 行天四郎 [渡部篤郎]
  • 客室乗務員 小川亜紀子 [長谷川京子]
  • 客室乗務員 井手祥子 [中村映里子]
  • 客室乗務員 丸山千穂 [舞羽美海]
  • 国際貨物部長・お世話係 岡部 [浜田 学]
  • 事故調査班長 志方真一郎 [甲本雅裕]
乗客の家族
  • 乗客の家族 杉内芳美 [麻生祐未]
  • 乗客の家族 坂口清一郎 [山本圭]
  • 乗客の家族 西野 智恵子 [菜葉菜]
  • 乗客の家族 千葉 [下條アトム]
政界
  • 総理大臣 利根川 [平 幹二朗]
  • 運輸大臣 道塚 要 [螢 雪次朗]

  • 恩地の妻 恩地りつ子 [夏川結衣]
  • 関西紡績 会長 国見正之 [長塚京三]
  • 行天四郎の妻・元客室乗務員 行天麗子 [若村麻由美]
  • 恩地の娘 恩地純子 [朝倉あき]
  • 恩地の息子 恩地克己 [和泉崇司]
  • 中央新聞 記者 熊野 [ミムラ]

各話あらすじ

  • 第9話
    第9話

    1985年、ホテルの大広間で国民航空創立35周年記念パーティーが行なわれていた。堂本社長、行天取締役らが政財界の大物たちを出迎える中、会場には約10年の僻地勤務から日本に帰任していた恩地の姿があった。パーティーのさなか、国民航空の大型旅客機がレーダーから消えたという一報が入る。すぐに現地へ向かった恩地だが、事故の惨状を前に呆然と立ち尽くすしかなかった。

  • 第10話
    第10話

    体育館では鑑識の警察官や医師らによって、事故現場から運ばれた遺体の検死作業が進められていた。現地に来ていた恩地は乗客の家族のお世話係となり、身元確認をする遺族の悲嘆を目の当たりにする。事故原因が明らかにならない中、未曾有の大事故を起こした責任を取り、堂本社長は記者会見で辞意を表明。行天は愛人関係にある客室乗務員・小川亜紀子に堂本の失脚を契機に自分は常務昇格を狙うと告げる。

  • 第11話
    第11話

    大阪の遺族との補償交渉を任された恩地は、初めての仕事に戸惑いつつも担当する家庭を訪ねる。夫を亡くした鈴木夏子は幼い息子を持ちながらも昼間から酒を飲むほど自暴自棄になり、姑とは補償金のことでもめていた。恩地は残された家族の苦しみに寄り添おうとするが、補償のプロの異名を持つ遺族係・古溝と意見が対立する。補償交渉が難航する中、堂本社長は弔問先の遺族の家で「誠意が感じられない」と怒りを買う。

  • 第12話
    第12話

    事故から数カ月がたち、国民航空は恩地ら遺族係が見守る中、身元不明ご遺体出棺式を執り行なっていた。出棺式で初めて一堂に会した遺族たちは互いに慰め合い、幼い息子を亡くした杉内芳美の提案により遺族会が発足する。そんな中、利根川総理とその影の参謀・龍崎一清は信頼を失墜させた国民航空の建て直しのため、関西紡績会長の国見正之にトップ就任を要請する。

  • 第13話
    第13話

    恩地が大阪の遺族と厳しい補償交渉を続ける中、利根川総理の要請に応じトップに就いた国見会長のもと、国民航空の新体制が始まる。会社再建のため絶対安全の確立を誓う国見会長は分裂している労働組合の統合が急務と考え、分裂前の組合の委員長であった恩地を東京に呼び寄せ面会する。一方、取締役の行天は国見会長から退社を迫られた堂本を見切り、新首脳陣の海野社長と三成副社長に近づく。

  • 第14話
    第14話

    国見会長は恩地を抜擢し期待を胸に会長室制をスタートさせるが、早々に側近の海野社長から旧労組委員長であった恩地の存在意義を否定される。また、国民航空再建のため労組統合を急ぐ国見会長に対して、新生労組側の八馬、岩合、轟らは抵抗の姿勢を示していた。そんな中、行天は三成副社長の推薦で常務取締役に就任し、妻・麗子を差し置いて愛人関係の亜紀子と昇進を祝っていた。

  • 第15話
    第15話

    国見会長の指示のもと国民航空・生協の不正を調べ始めた恩地であったが、利権を握る国航開発社長・岩合と同会長・八馬に呼び出され、それ以上関わるなと脅される。そんな圧力にも屈せず恩地が調査を続けると、生協理事長・畑、新生労組OBの轟らの不正の実態があぶり出される。一方、支店長会議のためニューヨークを訪れた国見会長は国航開発が経営する現地ホテルのあまりの豪華さに一抹の不安を感じた。

  • 第16話
    第16話

    新旧労組統合を急ぐ国見会長の進め方は新生労組側の大きな反発を生み、行天の策略で国見新体制批判のスクープ記事が新聞に掲載される。事情を知った利根川総理は強力なリーダーシップを見せる国見を“王道”と評し支援するが、総理の影の参謀・龍崎は組織を混乱させてまで恩地を重用する方針に不安を感じる。そんな中、生協の調査を続けていた恩地は旅行代理店への特別販促費を利用した収賄という新たな不正を発見する。

  • 第17話
    第17話

    行天は自社の路線拡大のため、航空行政を担う運輸官僚の石黒にホステスの雪絵をあてがい籠絡、2人の逢瀬の場をも提供する。一方、国見会長は監査役・和光から国航開発のホテルに関する深刻な不正を指摘され、恩地を現地ニューヨークに派遣し調査させる。その特命を知った海野社長と三成副社長は不正が明かされ自身の責任になることを恐れ、恩地を抑えるよう行天を現地に向かわせる。

  • 第18話
    第18話

    ニューヨークで国航開発が経営するホテルの実態を調べ上げた恩地は国見会長に会計上の不正を報告する。会社再建のためには手段を選ばない国見会長のやり方を危惧する海野社長は影の総理と呼ばれる実力者・竹丸を頼り、事態は政界をも巻き込み始める。渦中にある国航開発の八馬会長、岩合社長は国見体制を切り崩すため、広報部長の行天を使い、国見会長そして恩地に対する批判記事を雑誌に掲載させる。

  • 第19話
    第19話

    国見会長と恩地は和光監査役から新たな問題の報告を受ける。国民航空の存続をも危ぶむドル先物予約に関する重大な事案で、その背後に副総理の竹丸、日本産業銀行会長・池坊の存在があった。やがて、事態は利根川総理、永田元総理、竹丸ら政治家の利権争いに絡み、国見会長や恩地の計り知れない方向に進んでいく。そんな中、畑や行天の裏金作りを任されていた細井が海に身を投げる。

  • 最終話
    最終話

    国民航空のドル先物予約問題は異例の閣議決定で幕を引く。総理の背信に憤る国見は会長辞任を申し出るが龍崎の策謀にはめられる。国見会長体制が終焉を迎え、恩地の突き止めた不正の数々が闇に葬られる中、自殺した細井の裏金作りの証拠が東京地検特捜部に届く……。空の安全のため組織と戦い続けた恩地と、頂点に立つことで組織の改革を目指した行天。数十年の時を経て、別々の道を歩んだ2人に待つ運命とは。

ドラマWスペシャル 尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~

日航機墜落事故で親父を失った息子たちは今、親父になった。惨劇から希望、そして使命を見出した彼らの不屈の四半世紀を綴るドラマ。主演は伊勢谷友介。

1985年8月12日。日本航空123便が墜落、乗員乗客520名の犠牲者を出した。

 この事故で親を失った息子たちを中心に、絶望から這い上がった3つの家族の27年を前・後編で描くスペシャルドラマをお届けする。原作は「なぜ君は絶望と闘えたのか」の著者・門田隆将によるノンフィクション。原作をもとにフィクションで描いていく。

 ドラマW初登場の伊勢谷友介ら、豪華キャストに加え、監督に映画『沈まぬ太陽』の若松節朗を、脚本に連続テレビ小説「おひさま」の岡田惠和を迎え、実力派スタッフ・キャストがタッグを組んでお届けする。

 父が最期に記した遺書の意味を考え続ける息子、父の死後、孤独から逃れられなくなる息子、父の遺志を継いで自分の使命を考え続ける息子…。父親を失うという絶望と闘い続けた少年たちが、27年の時を経て自分が父親になった時に気づく「生きてきた証」と「父と子の絆」を描く感動のヒューマンドラマ。

日航機墜落事故とは
1985年8月12日、羽田発大坂行きJAL123便は、乗客509人、乗員15人、合計524人を乗せて、午後6時12分に羽田を離陸、午後6時56分30秒、群馬県側の山岳地帯である御巣鷹山に墜落――。夕方のラッシュ時とお盆の帰省ラッシュが重なったことなどにより、著名人を含む多くの犠牲者を出し、社会全体に大きな衝撃を与えた。

ストーリー

 2012年8月、上杉弘樹は子供たちとともに御巣鷹山に登っていた。そこにあるのは、膨大な数の墓標。1985年8月、日本航空123便墜落事故が発生した。親子で歯科医院を営んでいた峰岸薫の父・健造は事故の犠牲者となった。薫は父親の遺体を家に連れて帰りたい、その一心で検視に協力する。夫が事故機に乗っていたことを知った上杉加奈子は気を失ってしまい、13歳の長男・弘樹は母の代わりに父を助けようと現場に向かうが、父の姿は変わり果てていた。小倉家の長男、9歳の光太郎は、大好きな母と妹を事故で失った。さらに親戚の意向で父の秀人と離れて暮らすこととなる。孤独のあまり酒をあおり、体を壊した秀人と、高校生になった光太郎は、最期の日々を共にする-。
 時は流れ、父への思いを抱えて息子たちは成長。それぞれが親になるときを迎える…。

2012年制作
原作:
門田隆将 「尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故」(小学館文庫)
監督:
若松節朗(『ホワイトアウト』『沈まぬ太陽』)
脚本:
岡田惠和(連続テレビ小説「おひさま」、「最後から二番目の恋」)
音楽:
住友紀人
出演:
伊勢谷友介 松坂桃李 玉山鉄二 / 萩原聖人 貫地谷しほり 濱田龍臣 広田亮平 小林海人  余 貴美子 中田喜子 塩見三省 眞島秀和 広末涼子 / 緒形直人 石田ゆり子 國村 隼 ほか

原作

門田隆将「尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故」(小学館文庫)

人物紹介

峯岸家
  • 峯岸薫[伊勢谷友介]
  • 峯岸建造 [國村隼]
  • 峯岸久子 [余貴美子]
  • 峯岸薫(子供時代) [広田亮平]
小倉家
  • 小倉光太郎 [松坂桃李]
  • 小倉あゆみ [貫地谷しほり]
  • 小倉秀人 [荻原聖人]
  • 小倉恭子 [広末涼子]
  • 小倉光太郎(子供時代) [小林海斗]
上杉家
  • 上杉弘樹 [玉山鉄二]
  • 上杉正義 [緒形直人]
  • 上杉加奈子 [石田ゆり子]
  • 上杉弘樹(子供時代) [濱田龍臣]

来月の放送作品

連続ドラマW ふたがしら

主演・松山ケンイチ×監督・入江悠!連続ドラマWが贈る新感覚時代劇!盗賊一味の男たちの巧妙な駆け引きと痛快な騙し合いを描く時代劇盗賊エンターテインメント

連続ドラマWから、まったく新しい時代劇が誕生!原作はオノ・ナツメの「ふたがしら」。明るくて豪放な主人公・弁蔵を演じるのは、連続ドラマW初登場となる松山ケンイチ。確かな演技力と圧倒的な存在感で日本映画界を牽引する実力派俳優だ。一方、弁蔵とタッグを組むクールで色男の宗次役には、大衆演劇界のスターであり、映画やメディアなどでも俳優として目覚ましい活躍を見せる早乙女太一。またひと癖もふた癖もある個性的なキャラクターにも注目だ。赤目の頭を継ぐ冷血な甚三郎役に成宮寛貴。甚三郎と関係を持つ一味の姐さん・おこん役に菜々緒。他にも、田口浩正、芦名星、村上淳、山本浩司、橋本じゅん、品川徹、そして赤目一味を率いる頭の辰五郎には國村隼という実力派ぞろいの豪華キャストが集結した。

監督を務めるのは、映画『ジョーカー・ゲーム』で飛躍的なアクションとスパイたちの頭脳戦を鮮やかに描き、日本映画界に新風を吹き込んだ入江悠。そして、ケレン味あふれる粋なせりふ回しと痛快なストーリーを紡ぎ出すのは、日本演劇界を牽引する劇団☆新感線の座付き作家・中島かずき。さらに本作の世界観をクールに彩るのはオリジナリティーあふれる音色で世界を舞台に活躍するジャズバンド・SOIL&“PIMP”SESSIONS。

盗賊たちの策略と騙し合い、二転三転する痛快な展開、まったく新しい時代劇盗賊エンターテインメントをお楽しみください!

ストーリー

豪放な性格の弁蔵(松山ケンイチ)とクールな色男・宗次(早乙女太一)は、八王子の飛脚問屋で働いていた。彼らの裏の顔は“赤目”を名乗る盗賊の一味。「脅さず殺さず汚え金を根こそぎいただく」のが赤目の仕事。赤目の頭(かしら)・辰五郎(國村隼)を敬愛する2人は、夜な夜な仲間とともに悪人の屋敷に忍び込み仕事に精を出していた。
だがある日、辰五郎は2人の手を取り、「一味のこと、まかせた」と言って息を引き取ってしまう。しかし、おこん(菜々緒)が預かった遺言状には、辰五郎の弟分・甚三郎(成宮寛貴)に跡目を継がせると記されていた。納得のいかない2人は、赤目一味とたもとを分かち、旅立つ決意をする。そう・・・「でっかいこと」を成し遂げるために!

2012年制作
原作:
オノ・ナツメ「ふたがしら」(小学館ビッグコミックスピリッツ増刊「ヒバナ」)
監督:
入江悠(『ジョーカー・ゲーム』『SR サイタマノラッパー』)
脚本:
中島かずき(劇団☆新感線)(「阿修羅城の瞳」「髑髏城の七人」「蛮幽鬼」「蒼の乱」)
音楽:
SOIL & “PIMP”SESSIONS(Victor Entertainment)
出演:
松山ケンイチ 早乙女太一 成宮寛貴 菜々緒 ・ 田口浩正 芦名星 村上淳 山本浩司 橋本じゅん 品川徹 ・ 國村隼

原作

オノ・ナツメ「ふたがしら」(小学館ビッグコミックスピリッツ増刊「ヒバナ」連載)

2003年『LA QUINTA CAMERA-ラ・クインタ・カーメラ-』でデビュー。著作に『さらい屋五葉』『not simple』『Tesoro~テゾーロ オノ・ナツメ初期短編集』『リストランテ・パラディーゾ』『つらつらわらじ』など。「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)にて『ACCA13区監察課』連載中。

人物紹介

  • 飛脚問屋/盗人 弁蔵[松山ケンイチ]
  • 飛脚問屋/盗人 宗次[早乙女太一]
赤目(八王子)
  • 赤目一味・頭・故人 辰五郎[國村 隼]
  • 赤目一味・頭 甚三郎[成宮寛貴]
  • 辰五郎の妻 おこん[菜々緒]
夜坂(大阪)
  • 夜坂一味・先代頭 ご隠居[品川 徹]
  • 夜坂一味・頭 鉄治郎[橋本じゅん]
  • 夜坂一味・ご隠居のお付き[村上 淳]

  • 旅館の主人 叶屋吉兵衛[田口浩正]
  • 掏摸一味・頭 お銀[芦名 星]
  • 古着屋・芳の女 おとき[黒川芽以]

各話あらすじ

  • 第1話
    第1話

    八王子の飛脚問屋で働く弁蔵と宗次。その裏の顔は“赤目”を名乗る盗賊一味。ある日、赤目の頭・辰五郎が倒れ、二人に「一味のことは任せた」と残し亡くなる。しかし、辰五郎の残した遺言状には甚三郎に跡目を継がせると記されていた。甚三郎と決裂した二人は、自分たちの一味を作るため大阪を目指す。一方、頭になった甚三郎は掟を破り人を脅し金を奪っていた…。

  • 第2話
    第2話

    弁蔵と宗次は旅の道中、死に際の火盗改に出くわし、あるものを託され江戸まで戻ることに。金に困っていた弁蔵は通行人から財布をするが、その相手は川崎で有名なスリ一味で弁蔵は彼らに捕まってしまう。宗次は、機転を利かせてあることを仕掛け、スリ一味から金を盗もうとする。しかし、その一味の女頭・お銀は代官に弱みを握られ脅されていた……。

  • 第3話
    第3話

    大阪に着いた弁蔵と宗次。そこには辰五郎が憧れていた盗賊一味“夜坂”がいた。夜坂でご隠居の跡を継いだ鉄治郎とご隠居の世話係である芳に出会い、弁蔵と宗次はその2人と自分たちの境遇を重ねてしまう。そして自分たちも辰五郎が憧れていた夜坂で修行をさせてほしいと懇願するのだった。しかし、夜坂は鉄治郎が頭になってから一度も勤め(仕事)をしていないことを知り……。

  • 第4話
    第4話

    夜坂の仕事を見せてくれと鉄治郎に詰め寄る弁蔵。しかし一向に動こうとしない鉄次郎に芳はしびれを切らし、強硬手段に出てしまう。夜坂崩壊の危機に戸惑う弁蔵と宗次に、ご隠居は辰五郎の生前の話を語りだす。そこには遺言状にまつわる驚くべき真実が隠されていた。辰五郎の秘めた深い思いを初めて知る2人。その一方で江戸を制した赤目の使いが夜坂へと迫り来る……。

  • 第5話
    第5話

    夜坂の最後のつとめが始まった。鮮やかにつとめを終えた夜坂は解散することになるが芳にはある決意があった。夜坂を離れ、自分たちの一味を作る決意を固める2人。これまで旅で出会った仲間も加わり、いよいよ弁蔵と宗次の"ふたがしら"のつとめを実行するときが来た。「てめぇらにけじめつけなきゃ赤目の頭は名乗れねぇ」と、ふたがしらのつとめを妨害し、襲い掛かる甚三郎。ついに甚三郎との対決が幕を開ける……。

連続ドラマW ふたがしら2

松山ケンイチ×早乙女太一×監督・入江悠!連続ドラマWが放つ時代劇盗賊エンターテインメントが再び参上!目指すは江戸一の盗賊集団。今、新たな仁義なき戦いが幕をあける!

松山ケンイチ演じる、明るく豪快な弁蔵と、早乙女太一演じる、頭脳明晰でクールな宗次の2人の盗賊が、“脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく”をモットーに、巧妙な駆け引きと騙し合いの中、鮮やかに“つとめ”を遂行していく痛快時代劇エンターテインメントシリーズ「ふたがしら」。

シーズン1のラストで、自分たちの盗賊一味「壱師」を築く弁蔵と宗次。シーズン2では、「壱師」のかしらとなった2人の、江戸の頂点を目指す新しい戦いを描く。

前作同様、メガホンをとるのは、『ジョーカー・ゲーム』ほか、日本映画界に旋風を巻き起こしている入江悠。そして、劇団☆新感線の鬼才、中島かずきが、粋なせりふ回しと二転三転する痛快な展開で、原作では描かれていない「壱師」の創成期をオリジナルストーリーで描き出す。

弁蔵と宗次の前に、立ちはだかる新たな凶敵。前代未聞の究極のミッション。誰が味方で誰が敵なのか、予測不可能な展開。そして、待ち受ける残酷な人間ドラマ。盗賊一味の“てっぺん”を目指す仁義なき戦いが幕をあける――!

ストーリー

江戸の夜。
暗闇の中、うごめく人影。弁蔵と宗次“ふたがしら”の盗賊一味「壱師」は、“つとめ”を鮮やかにこなしていた。
昼は、品川の宿で働く弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)。料理の仕出しをする宗次に対し、弁蔵は賭場でばくちを打つ日々だ。ある日、弁蔵は賭場で勝ち続ける男、蔵蔵(くらぞう)(大森南朋)に出会い、意気投合する。早速、吉原に繰り出した弁蔵と蔵蔵だが、男衆に捕まった若い娘を追って来た宗次と遭遇。そんな3人の前で花魁道中が始まるが、その花魁を見て驚く弁蔵と宗次。そこにいたのは、おこん(菜々緒)だった。おこんは、弁蔵と宗次に、遊女10人を助けてほしいと仕事を依頼する。一方、江戸の町では新たな火盗改の頭が着任早々、次々と盗賊一味を捕らえて名を上げていた―。 そんな中で、「壱師」の“つとめ”が始まるのだが…。

原作:
オノ・ナツメ「ふたがしら」(小学館 IKKI COMIX刊)
監督:
入江悠(『太陽』『ジョーカー・ゲーム』『SR サイタマノラッパー』) 吉田亮
脚本:
中島かずき(劇団☆新感線)(「阿修羅城の瞳」「髑髏城の七人」「蛮幽鬼」「蒼の乱」)
音楽:
SOIL&“PIMP”SESSIONS(Victor Entertainment)
出演:
松山ケンイチ、早乙女太一、成宮寛貴、菜々緒、田口浩正、芦名星、渋川清彦、吉倉あおい、山田純大、北村有起哉、橋本じゅん、矢島健一、品川徹、大森南朋 ほか
プロデューサー:
松永綾 平部隆明

原作

オノ・ナツメ『ふたがしら』(「ふたがしら」小学館 IKKI COMIX刊)

003年『LA QUINTA CAMERA-ラ・クインタ・カーメラ-』でデビュー。 著作に『さらい屋五葉』『not simple』『Tesoro~テゾーロ オノ・ナツメ初期短編集』『リストランテ・パラディーゾ』『つらつらわらじ』など。 「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)にて『ACCA13区監察課』連載中。

人物紹介

壱師
  • 壱師一味ふたがしら 弁蔵[松山ケンイチ]
  • 壱師一味ふたがしら 宗次[早乙女太一]
  • 元・掏摸一味かしら お銀[芦名星]
  • 元・夜坂一味[渋川清彦]
  • 壱師一味 銀四郎[宇野祥平]
  • 壱師一味 銀五郎[坂本真]
  • 壱師一味 子乃助[川口覚]
  • 壱師一味 虎造[山本道後]

  • 町人 蔵蔵[大森南朋]
  • 貸本屋 叶屋吉兵衛[田口浩正]
  • 古着屋 おとき[黒川芽以]
  • 盗人 政吉[北村有起哉]
  • 盗人 猪三郎[本田大輔]
吉原
  • 赤目一味姐さん/花魁 おこん[菜々緒]
  • 相模屋の遊女 おつた[吉倉あおい]
赤目
  • 赤目一味かしら 甚三郎[成宮寛貴]
火付盗賊改方
  • 江戸幕府・若年寄 稲葉備前守[矢島健一]
  • 火付盗賊改与力 監物弥九郎[山田純大]
元・夜坂
  • 元・夜坂一味 先代かしら 御隠居[品川徹]
  • 元・夜坂一味 かしら 鉄治郎[橋本じゅん]

各話あらすじ

  • 第壱話 吉原破り
    第壱話 吉原破り

    弁蔵と宗次が「壱師」を立ち上げ半年がたった。賭博に明け暮れる毎日を送る弁蔵は、若い衆に絡まれている蔵蔵という男を助けて意気投合する。一方、江戸の町では新たな火盗改の頭が次々と盗賊一味を捕らえて名を上げていた。ある日、弁蔵と宗次は吉原で花魁になったおこんと再会し、「10人の遊女を助けてほしい」と依頼される。その陰には甚三郎の姿があり……。

  • 第弐話 七仏破り
    第弐話 七仏破り

    弁蔵と宗次の前に鬼蜘蛛の羽織を着ている謎の男・政吉が現われる。政吉は伝説の盗人・音無甚内が隠した“七仏の謎”を解くために寺から仏像を盗んでいた。その仏像には7枚の絵図面が隠されており、すべてそろうと大仕事の秘密が明かされるという。政吉とお銀が7つ目の仏像を盗むため寺に侵入すると、その前に甚三郎が現われ、匕首の刃を政吉に突き付け……。

  • 第参話 大坂破り
    第参話 大坂破り

    大仕事の手掛かりを見つけるため、“七仏の謎”の最後に記されているヒントを手掛かりに大坂へ向かう弁蔵とお銀。大坂で夜坂の頭を務めていた鉄治郎に再会するが「ここで盗みをやろうというやつは、わしが容赦せん」と目を付けられてしまう。そんな中、弁蔵は絵図面が大坂牢屋敷を示していると狙いを定める。そして、その牢屋に10年捕らわれている男が“七仏の謎”を解く鍵を握っているという噂を耳にして……。

  • 第四話 御金蔵破り
    第四話 御金蔵破り

    江戸城御金蔵に狙いが定まった壱師は叶屋から絵図面を手に入れる。しかし、叶屋が持ってきた絵図面には蔵の印がなかった。謎解きに行き詰まった弁蔵と宗次の前に蔵蔵が現われる。蔵蔵は2人に仲間に入れてほしいと頭を下げ、自分なら江戸城御金蔵の謎を解けると交換条件を突きつける。甚三郎とつながっている蔵蔵を信用できない弁蔵と宗次は、見極めるまで牢に入れるのだが……。

  • 最終話 悪縁破り
    最終話 悪縁破り

    幽霊蔵から運び出した徳川の隠し金三万両とともに、蔵人に捕らえられた弁蔵。宗次は蔵人の隠し蔵に弁蔵がいるとにらみ、お銀と助けに行く。予想通り、蔵には捕らえられた弁蔵がいたが、弁蔵にはある秘策があった。蔵人を罠にはめる計画を進める壱師に、甚三郎の魔の手が忍び寄り、悲劇が起こる。過酷な運命に巻き込まれるふたがしら。弁蔵、宗次のそれぞれの信念を懸けた壮絶な戦いが始まる……。

再放送作品

連続ドラマWとは?

連続ドラマWとは、WOWOW独自のドラマ製作プロジェクト。WOWOWは2003年から「ドラマW」としてオリジナルドラマの製作をスタートし、2008年からは連続ドラマの製作も開始しました。連続ドラマWは、有料放送という特性を活かし、スポンサーの制限を受けることなく自由なドラマ作りが可能です。演出には映画監督を中心に起用し、一流作家による骨太な原作を全5~6話で完結する無駄のない構成で映像化。キャスティングも実力派俳優にこだわり、本格的な社会派ドラマを生み出しています。連続ドラマWは、大人が楽しめる、他にはない高品質なドラマなのです。