吹替偉人伝

荒野の決闘 [吹替版]
木曜よる9時

あの頃、テレビで観る洋画は、みな吹替えだった。 映画を観る楽しみを教えてくれた吹替の偉人たちに敬意を込めて、吹替の名画をお届けします。

『荒野の決闘[吹替版]』ほか

4月の放送作品

  • ベスト・キッド(1984)[吹替版]
    吹替えのツボ久米明:
    1984年に公開され、全米にカラテ・ブームを巻き起こした『ベスト・キッド』。日本でも地上波の洋画劇場で繰り返し放送され、オンエア翌日は男子全員が「鶴の舞い」ポーズをとるほどの社会現象を巻き起こしました。主人公ダニエルに空手を教えるミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)を担当するのは、久米明。 知性と温かみを感じさせる癒やしの声。“ボギー”ことハンフリー・ボガートのフィックス声優としても知られています。ダニエル役の水島裕は、サモ・ハン・キンポーのフィックス声優として、また、日テレ版『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役としてあまりにも有名。2人の名声優の声で、まっすぐに勇気を与えてくれる『ベスト・キッド』をもう一度。

    4月5日(木) 21:00

    ベスト・キッド(1984)[吹替版]

    1984年 アメリカ
    監督:ジョン・G・アヴィルドセン
    出演:ラルフ・マッチオ(水島裕)/ノリユキ・パット・モリタ(久米明)

    いじめられっ子のダニエルは、カラテの達人ミヤギと出会い、心身ともに成長していく。主題歌と共に大ヒットを記録した青春カラテ映画。久米明による吹替版。

  • 荒野の決闘 [吹替版]
    吹替えのツボ小山田宗徳:
    動のジョン・ウェイン、静のヘンリー・フォンダ。ジョン・フォード作品でアメリカのフロンティア・スピリットを体現した名優でありながら、対照的な二人。体中から男気を発散するジョン・ウェインも良いですが、寡黙な紳士でありながら、芯の強さを感じさせるヘンリー・フォンダにも惹かれます。そんなヘンリー・フォンダの深みのある存在感を声で体現したのが小山田宗徳です。今回放送する『荒野の決闘 [吹替版]』は、1960年代末に初放送されたテレビ朝日「日曜洋画劇場」版。小山田宗徳をはじめ、内海賢二、武藤礼子、 翠準子ら名声優の競演で映画史上の傑作をお楽しみください。

    4月12日(木) 21:00

    荒野の決闘 [吹替版]

    1946年 アメリカ
    監督:ジョン・フォード
    出演:ヘンリー・フォンダ(小山田宗徳)/リンダ・ダーネル(翠準子)

    J・フォード監督が、米国西部開拓史上に名高い実在の英雄ワイアット・アープを主人公に、西部劇の醍醐味を存分に堪能させてくれる古典級の名作。小山田宗徳による吹替版。

  • ベスト・キッド(2010) [吹替版]
    吹替えのツボ矢島晶子:
    名作『ベスト・キッド(1984)』の舞台を中国に、空手をカンフーに置き換えたリメイク作。主人公にカンフーを教えるのは、我らがジャッキー・チェン。声はもちろん石丸博也。いじめられっ子の少年ドレ役には、『幸せのちから』で見事な演技を見せたジェイデン・スミス。その声を、とても自然に可愛らしくあてているのが矢島晶子です。「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけの声優として知られていますが、全く異なる透き通った少年の声で演じています。吹替界の至宝2人の名演をお楽しみください。

    4月19日(木) 21:00

    ベスト・キッド(2010) [吹替版]

    2010年 アメリカ=中国
    監督:ハラルド・ズワルト
    出演:ジェイデン・スミス (矢島晶子)/ジャッキー・チェン(石丸博也)

    ウィル・スミスの息子ジェイデン&ジャッキー・チェン主演で、80年代の名作青春映画をリメイクした感動のドラマ。ハラルド・ズワルト監督。矢島晶子による吹替版。

  • カサンドラ・クロス [吹替版]
    吹替えのツボ此島愛子:
    1976年、ホンダロードパルのCMに出演したソフィア・ローレンは、輝く太陽を全身に浴び、バイクでも自転車でもない新しい乗り物にのって、「ラッタッタ」と駆け抜けていきました。そのあっけらかんとした美しさ。自然体の魅力。同性も憧れるローレンの声をフィックスで担当したのが此島愛子です。芯のある低めの声質は、野性味あふれるローレンの地声に近く、ピタリとはまっています。リチャード・ハリスに日下武史、バート・ランカスターに青木義朗、マーティン・シーンに青野武など、豪華かつ絶妙な配役の『カサンドラ・クロス [吹替版]』は、洋画吹替え史上の名作です。

    4月26日(木) 21:00

    カサンドラ・クロス [吹替版]

    1976年 イタリア=イギリス
    監督:ジョージ・P・コスマトス
    出演:リチャード・ハリス(日下武史)/バート・ランカスター(青木義朗)

    バート・ランカスター、ソフィア・ローレン他豪華キャストで贈る、細菌兵器に感染した男が乗る列車を巡るパニック・サスペンス。此島愛子による懐かしのテレビ吹替版。

5月の放送作品

5月3日(木)21:00~は、「ジャッキー・チェン吹替劇場」を放送します。

  • ポセイドン・アドベンチャー [吹替版]
    吹替えのツボ富田耕生:
    『飛べ!フェニックス』『北国の帝王』、そして本作『ポセイドン・アドベンチャー』など、代え難い存在感を放つハリウッド屈指の演技派アーネスト・ボーグナイン。フィックス声優としてその声を演じ続けてきたのが、富田耕生です。ボーグナインという個性的な俳優を見事に演じ、その声で観るものを惹きつけます。

    5月10日(木) 21:00

    ポセイドン・アドベンチャー [吹替版]

    1972年 アメリカ
    監督:ロナルド・ニーム
    出演:ジーン・ハックマン(小林昭二)/アーネスト・ボーグナイン(富田耕生)

    大津波で転覆した豪華客船内で繰り広げられる生存者たちの決死の脱出劇。70年代半ばに起きたパニック映画ブームの先駆的作品。小林昭二による吹替版。

  • ロビンとマリアン [吹替版]
    吹替えのツボ池田昌子:
    『暗くなるまで待って』以来、9年ぶりの出演となったオードリー・ヘプバーン。『ロビンとマリアン』公開時の1976年「SCREEN」読者人気投票では、女優部門第2位に選ばれ、オードリー人気の健在を示しました。声はもちろん池田昌子。大人びたオードリーを落ち着いた雰囲気で演じます。

    5月17日(木) 21:00

    ロビンとマリアン [吹替版]

    1976年 イギリス
    監督:リチャード・レスター
    出演:ショーン・コネリー(近藤洋介)/オードリー・ヘプバーン(池田昌子)

    オードリー・ヘプバーンとショーン・コネリー共演のラブストーリー。悪徳代官に立ち向うロビン・フッドの戦いと、恋人マリアンとの恋の行方を描く。池田昌子による吹替版。

  • 史上最大の作戦 [吹替版]
    吹替えのツボ小林修:
    『史上最大の作戦』は、現在、英語・独語・仏語が入り乱れる国際版のみリマスターされ、綺麗な映像で観ることができます。その国際版をもとに制作された日本語吹替版が、今回放送する1997年放送のテレビ東京版です。小林修はジョン・ウェイン演じる主人公、バンダーブーアト中佐を熱演。 その他にも、野沢那智、瑳川哲郎、中村正、谷口節ら本編キャストに負けない吹替オールスターが声をあてます。

    5月24日(木) 21:00

    史上最大の作戦 [吹替版]

    1962年 アメリカ
    監督:ケン・アナキン/ベルンハルト・ヴィッキ/アンドリュー・マートン
    出演:ジョン・ウェイン(小林修)/ヘンリー・フォンダ(野沢那智)

    米・英・仏・独のトップスター総出演で贈る戦争映画の決定版。巨額を投じて作り上げられた戦場で繰り広げられる戦闘は、映画的興奮に満ち溢れている。小林修による吹替版。

  • バルジ大作戦 [吹替版]
    吹替えのツボ井上孝雄:
    1944年12月に勃発した戦車同士の激戦を米軍・独軍両方の視点で描いた『バルジ大作戦』。米軍のヘンリー・フォンダ、ロバート・ライアンら名だたるスターを向こうに回し、圧倒的な存在感で独軍戦車隊指揮官ヘスラー大佐を演じたのがロバート・ショウ。その声をあてたのが井上孝雄です。『アラビアのロレンス』のピーター・オトゥールも演じた名声優。知性を感じさせるその声は、理詰めの軍人・ヘスラー大佐のイメージそのもの。

    5月31日(木) 21:00

    バルジ大作戦 [吹替版]

    1965年 アメリカ
    監督:ケン・アナキン
    出演:ヘンリー・フォンダ(小山田宗徳)/ロバート・ショウ(井上孝雄)

    第二次大戦のヨーロッパ戦線で起きた有名な激戦“バルジの戦い”を描いたハリウッド戦争映画の大作。大量の戦車を投入した戦闘シーンは迫力満点。小山田宗徳による吹替版。