名画の理由

シコふんじゃった。 [4K修復版]
月曜よる11時頃

名画が名画である理由、お教えいたします。 映画史に偉大な足跡を残す名監督、名脚本家、名キャメラマン……
彼らが生み出した名画を毎月お届けすると共に、それらがなぜ名画と呼ばれるのかを、いくつかのキーワードと紐解くミニ番組を本編前にお届けします。声の案内役は、無声映画のセリフや解説をする「活動弁士」として今、国内外で大きな注目を集める片岡一郎さん。名調子に酔ううちに、名画の理由が解ってしまうのです。

『シコふんじゃった。 [4K修復版]』ほか

シネフィルWOWOWの真髄である名画枠「世界の巨匠」が、6月から「名画の理由」としてリニューアル。
映画監督をはじめ、脚本家やカメラマンなど映画にまつわる様々な名匠を取り上げ、彼らの手がけた映画が名画たる理由を解説いたします。

11月の放送作品

11月は
映画監督・周防正行
の「名画の理由」

  • 1、知られざる世界
  • 2、群像劇
  • 3、王道の娯楽映画

詳しい理由は、解説番組にてご説明いたしましょう。

周防正行
〈1956年10月29日生まれ〉

東京都出身。立教大学在学中に映画監督を志し、高橋伴明監督、若松孝二監督、井筒和幸監督らの作品に助監督として参加。1984年、小津安二郎監督にオマージュを捧げた『変態家族 兄貴の嫁さん』で監督デビューし、注目される。1989年に『ファンシイダンス』で商業映画初メガホンをとり、続く1992年の『シコふんじゃった。』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。1996年、社交ダンスブームを巻き起こした『Shall we ダンス?』は同賞で13部門を総なめにする快挙を果たし、ハリウッドでもリメイクされた。その後11年ぶりに発表した『それでもボクはやってない』では、キネマ旬報・日本映画ベストテン第1位ほか各映画賞を受賞。2019年12月13日には最新監督作『カツベン!』の公開が控える。

  • ファンシイダンス [4K修復版]

    11月4日(月)23:00

    ファンシイダンス [4K修復版]

    後に日本映画界を代表する人気監督となる、周防正行監督の一般映画デビュー作。岡野玲子のヒットコミックを映画化。実家の寺を継ぐことになる青年の騒動を綴ったコメディ。

  • シコふんじゃった。 [4K修復版]

    11月11日(月)23:15

    シコふんじゃった。 [4K修復版]

    『ファンシイダンス』に続いて、周防正行監督の名を世に知らしめることになった痛快コメディ。ある大学生は成り行きから廃部寸前の大学相撲部に入部することになるが……。

  • Shall we ダンス? [4K修復版]

    11月18日(月)22:45

    Shall we ダンス? [4K修復版]

    平凡なサラリーマンが、電車の窓から見上げたダンス教室にいた美女に惹かれて社交ダンスのとりこに。役所広司&草刈民代共演のヒットハートフルコメディ。監督は周防正行。

12月の放送作品

12月は
生誕90年ジョン・カサヴェテス
の「名画の理由」

  • 1、妻ジーナ・ローランズ
  • 2、演技第一主義
  • 3、インディーズ魂

詳しい理由は、解説番組にてご説明いたしましょう。

ジョン・カサヴェテス
〈1929年12月9日生まれ、1989年2月3日死去〉

アメリカ・ニューヨーク出身。大学学中に演技に興味を持ち、54年に映画俳優としてデビュー。個性派役者として活躍する一方、妻で女優のジーナ・ローランズが出演したテレビ・シリーズを演出し、1960年に「アメリカの影」で初の劇場用映画を監督した。妻主演の「グロリア」では商業監督としての才能も認められた。インディペンデント映画の父、孤高の映画作家と言われた。89年に肝硬変により59歳の若さでこの世を去る。息子は俳優兼監督のニック・カサヴェテス。娘のゾエ・カサヴェテスも映画監督・脚本家になった。

  • こわれゆく女

    12月2日(月)23:10

    こわれゆく女

    ジョン・カサヴェテス監督中期の傑作。心のバランスを崩した妻とそんな彼女の危なっかしい様子を不安そうに見守る夫。彼らの夫婦愛をすさまじいまでの緊迫感で描き切った。

  • オープニング・ナイト

    12月9日(月)22:30

    オープニング・ナイト

    ジョン・カサヴェテス監督が『こわれゆく女』に続き妻ジーナ・ローランズを主演に、心が不安定な女性の苦悩に肉薄。ローランズは第28回ベルリン国際映画祭女優賞を受賞。

  • ラヴ・ストリームス
    HDテレビ初放送

    12月16日(月)22:50

    ラヴ・ストリームス

    米インディーズ映画の父、ジョン・カサヴェテスが監督。心のバランスを失っていく姉と奔放な私生活を送る作家の弟。第34回ベルリン国際映画祭で金熊賞などに輝いた秀作。

声の案内役
活動弁士・片岡一郎

1977年生まれ。活動弁士の第一人者・澤登翠の一番弟子として、2002年に入門。これまでの総演目数は約350本、18カ国で公演を行い、失われた無声映画のフィルム発掘にも尽力。2019年は大河ドラマ『いだてん』に出演、年末公開の周防正行監督最新作『カツベン!』では出演と活動弁士指導を務めている。