名画の理由

ヒート
月曜よる11時頃

名画が名画である理由、お教えいたします。 映画史に偉大な足跡を残す名監督、名脚本家、名キャメラマン……
彼らが生み出した名画を毎月お届けすると共に、それらがなぜ名画と呼ばれるのかを、いくつかのキーワードと紐解くミニ番組を本編前にお届けします。声の案内役は、無声映画のセリフや解説をする「活動弁士」として今、国内外で大きな注目を集める片岡一郎さん。名調子に酔ううちに、名画の理由が解ってしまうのです。

『ヒート』ほか

シネフィルWOWOWの真髄である名画枠「世界の巨匠」が、6月から「名画の理由」としてリニューアル。
映画監督をはじめ、脚本家やカメラマンなど映画にまつわる様々な名匠を取り上げ、彼らの手がけた映画が名画たる理由を解説いたします。

4月の放送作品

4月は
マイケル・マン
の「名画の理由」

  • 1、スタイリッシュな犯罪映画
  • 2、レクター博士、初の映画化
  • 3、ド迫力の銃撃戦

詳しい理由は、解説番組にてご説明いたしましょう。

マイケル・マン
〈1943年、アメリカ出身〉

大学を卒業、イギリスに留学。イギリスのテレビ界で働いた後、1972年に帰国。人気ドラマ「刑事スタスキー&ハッチ」の脚本家として名を上げた。初監督作品は、脚本も担当し、エミー賞を受賞した「ジェリコ・マイル/獄中のランナー」。映画界には、『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』で劇場映画監督デビューを果たす。犯罪映画を主に劇場映画の監督もしつつ、日本でも高い人気を得たテレビドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」などを手掛ける。暴力や犯罪と背中合わせの裏社会や組織に生きる男をスタイリッシュながら哀愁たっぷりに描いた作品に定評がある。近年は『コラテラル』や『キングダム/見えざる敵』等の映画製作者としても知られている。

  • ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー

    4月6日(月)23:45〜

    ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー

    犯罪都市シカゴを舞台に、堅気の生活に憧れる凄腕の泥棒が非情な罠を仕掛けてくる組織に立ち向うアクション。出演はジェームズ・カーン、チューズディ・ウェルド。

  • 刑事グラハム/凍りついた欲望

    4月13日(月)22:45〜

    刑事グラハム/凍りついた欲望

    精神科医で猟奇殺人犯の“ハンニバル・レクター”が初めてスクリーンに登場。犯人の意識にシンクロしながら事件を解決していく元FBIの捜査官が、異常犯の心理に迫る。

  • ヒート

    4月20日(月)23:15〜

    ヒート

    ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが顔合わせした、骨太なクライムアクション。12分間に及ぶ迫力満点の銃撃戦が見もの。監督はマイケル・マン。

5月の放送作品

ソール・バス
写真:アフロ

5月は
ソール・バス
の「名画の理由」

  • 1、デザインの達人
  • 2、映画本編もサポート
  • 3、クレジットの神様

詳しい理由は、解説番組にてご説明いたしましょう。

ソール・バス
〈1920年、アメリカ出身〉

広告卒業後、広告デザイン会社で働く。ニュー・バウハウスのジョージ・ケペッシュが、ニューヨークー市⽴⼤学ブルックリン校に籍を移したと知ったソール・バスは、同校の夜間部に⼊学。ケペッシュの理論に影響を受けた。1940年にカリフォルニアに拠点を移し、そこで企業ロゴ、そして映画広告の仕事を⼿がける。その⼀つが、オットー・プレミンジャー監督から、初の映画のオープニングタイトルの仕事を依頼された。オープニングは本編のおまけのような時代に、本編とのつながりを重視し、優れたデザインで “⾒せる”オープニングタイトル“を確⽴していったパイオニア。ソール・バスのデザインは、名作のオープニングや企業のロゴという語りで、今も⾝近な存在である。

  • 悲しみよこんにちは

    5月11日(月)23:15~

    悲しみよこんにちは

    早熟作家のベストセラー小説、フランソワーズ・サガンの処女作をジーン・セバーグの主演で映画化。17歳のブルジョワ娘の感傷と独占欲が南仏のリゾート地で悲劇を招く。

  • スパルタカス [4K修復版]

    5月18日(月)23:10~

    スパルタカス [4K修復版]

    カーク・ダグラス主演、スタンリー・キューブリック監督でアカデミー賞4部門に輝いた歴史劇。古代ローマ時代に自由を求めて立ち上がった奴隷スパルタカスの闘いを描く。

  • ウエスト・サイド物語 [4Kレストア版]

    5月25日(月)23:00~

    ウエスト・サイド物語 [4Kレストア版]

    アカデミー賞10部門に輝いたミュージカル映画の傑作。ニューヨークの下町を舞台に、恋人たちの悲恋を描く。【4Kレストア版をマスターとした2Kダウンコンバート放送】

声の案内役
活動弁士・片岡一郎

1977年生まれ。活動弁士の第一人者・澤登翠の一番弟子として、2002年に入門。これまでの総演目数は約350本、18カ国で公演を行い、失われた無声映画のフィルム発掘にも尽力。2019年は大河ドラマ『いだてん』に出演、年末公開の周防正行監督最新作『カツベン!』では出演と活動弁士指導を務めている。