世界の巨匠

攻撃
月曜よる11時ごろ

巨匠は、生きつづける。 映画史に偉大な足跡を残す巨匠たち。その作品集を観ながら、映画の醍醐味をぜひ味わってください。

『攻撃』ほか

8月の放送作品

ロバート・アルドリッチ
写真:アフロ

8月9日 生誕100年

ロバート・アルドリッチ

試練に直面した人間の命がけの戦い。
アメリカ政財界の名門一家に生まれながら、常に反体制の姿勢を貫き、人間の執念や憎悪を“骨太”な演出で描き続けた反骨の映画作家ロバート・アルドリッチ。
その精神が生誕100年の今、再び蘇る。

ロバート・アルドリッチ
〈1918年8月9日アメリカ生まれ、1983年12月5日没〉

政財界の大物を数多く輩出した名門一家に生まれ育ち、バージニア大学では経済を専攻していたが、1941年にRKOの使い走りとして映画界に入る。ジャン・ルノワールやジョセフ・ロージーの現場で働き、チャーリー・チャップリンの『ライムライト』などの助監督として実績を重ね、1953年の『Big Leaguer』で監督デビューを果たす。名門出身という出自にもかかわらず終始反体制を貫き、人間の執念や激怒、憎悪などをえぐり出す骨太な演出が特徴。アクションやサスペンス、戦争映画からスポーツ映画など多彩なジャンルの作品を手がけ、アメリカはもとよりヨーロッパでも高い評価を得た。

  • アパッチ

    8月6日(月) 23:00

    アパッチ

    1954年 アメリカ
    監督:ロバート・アルドリッチ
    出演:バート・ランカスター/ジーン・ピータース

    19世紀末、アメリカの西部において、白人たちに降伏するのを敢然と拒否し、必死の抵抗と逃亡を続けたアパッチ族の誇り高き孤高の戦士の姿を鮮烈なタッチで描いた西部劇。

  • 攻撃

    8月13日(月) 23:00

    攻撃

    1956年 アメリカ
    監督:ロバート・アルドリッチ
    出演:ジャック・パランス/エディ・アルバート

    戦場で一番頼りにされるべき上官が、部下の信頼を得られない最低の人物だったら……。男の映画の名匠、R・アルドリッチ監督がその反骨精神を盛り込んだ、戦争映画の傑作。

  • 特攻大作戦

    8月20日(月) 23:00

    特攻大作戦

    1967年 アメリカ
    監督:ロバート・アルドリッチ
    出演:リー・マーヴィン/アーネスト・ボーグナイン

    第二次世界大戦中、犯罪者たちを集めた連合軍の特殊部隊が、敵地で決死の作戦を決行。名匠R・アルドリッチ監督が個性派キャストを迎えた、痛快無類の傑作戦争アクション。

  • カリフォルニア・ドールズ

    8月27日(月) 23:00

    カリフォルニア・ドールズ

    1981年 アメリカ
    監督:ロバート・アルドリッチ
    出演:ピーター・フォーク/ヴィッキー・フレデリック

    ロバート・アルドリッチ監督が、女子プロレスに青春をかけた二人の美女が全米を転戦しながらアメリカン・ドリームを獲得するまでを描く。ピーター・フォーク出演。

9月の放送作品

北野武

北野武

リアルで容赦ない暴力描写の美学、それを際立たせるキタノブルー。
ヴェネツィア国際映画祭で監督作にちなんだ“監督・ばんざい!賞”が設立されるなど、世界的に高い評価を受ける北野武監督。
芸人、俳優、映画監督とボーダレスに活躍する北野武の初期作品で、その原点を観る。

北野武
〈1947年1月18日東京都生まれ〉

漫才コンビ“ツービート”を結成し、お笑いタレントとして一世を風靡。1983年に大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』で俳優として注目を集め、1989年、深作欣二監督の代わりにメガホンを取った『その男、凶暴につき』で主演も兼ねて映画監督デビュー。その後も『3-4X10月』『ソナチネ』『キッズ・リターン』などコンスタントに良作を撮り続け、1997年『HANA-BI』ではヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞し、世界的な人気監督になった。2003年の『座頭市』でも同映画祭で監督賞を受賞し、2007年には監督作にちなんだ“監督・ばんざい!賞”が設立され第一回目の受賞者に選ばれるなど、ヴェネツィア国際映画祭に縁が深い。

  • その男、凶暴につき

    9月3日(月) 23:00

    その男、凶暴につき

    1989年 日本
    監督:北野武
    出演:ビートたけし/白竜

    後に“世界のキタノ”と呼ばれる北野武の見逃せない監督第1作。もう一つの顔、ビートたけしとして主演も務め、破滅的な暴力刑事を熱演した衝撃のバイオレンスアクション。

  • 3-4X10月

    9月10日(月) 23:00

    3-4X10月

    1990年 日本
    監督:北野武
    出演:小野昌彦/ビートたけし

    ビートたけし名義で主演も務めた「その男、凶暴につき」に続く、北野武監督の第2作。ガソリンスタンドで働く青年がたどる不遇にみちた運命をスタイリッシュに綴った怪作。

  • ソナチネ

    9月17日(月) 23:00

    ソナチネ

    1993年 日本
    監督:北野武
    出演:ビートたけし/国舞亜矢

    北野武監督がビートたけし名義で主演もし、本作までを集大成した監督第4作。カンヌ国際映画祭“ある視点”部門でも絶賛され、“世界のキタノ”の足掛かりになった必見編。